AlienVault USM / OSSIM と連携するための Kaspersky CyberTrace の構成

2024年4月11日

ID 183922

このセクションでは、AlienVault USM / OSSIM と連携するように Kaspersky CyberTrace を構成する方法について説明します。

Kaspersky CyberTrace と、Kaspersky CyberTrace に転送されるイベントがあるデバイスは、別のコンピューターで動作する必要があります。転送ルールは IP アドレスに基づきます。そのため、Kaspersky CyberTrace がインストールされるコンピューターの IP アドレスは、Kaspersky CyberTrace に転送する必要があるイベントがあるデバイスの IP アドレスとは異なる必要があります。

Kaspersky CyberTrace を AlienVault USM / OSSIM と連携するように構成するには:

  1. https://support.kaspersky.com/datafeeds/download/15920 から Kaspersky CyberTrace をダウンロードします。
  2. Kaspersky CyberTrace をインストールします
    • Linux の場合、インストールディレクトリは /opt/kaspersky/ktfs です。
    • Windows の場合、インストールディレクトリは %Cyber​​Trace_installDir% です。
  3. Kaspersky CyberTrace Web UI に初めてログインすると、初期セットアップウィザードウィンドウが開きます。

    次の Kaspersky CyberTrace 設定を指定します:

    • AlienVault USM / OSSIM が実行されているコンピューターの IP アドレス、およびポート 514

      これらは、Kaspersky CyberTrace が検知イベントを送信する IP アドレスとポートです。

    • Kaspersky CyberTrace が動作するコンピューターの IP アドレス、および使用可能なポート(例:9999

      これらは、チェックのために AlienVault USM / OSSIM がイベントを送信する IP アドレスとポートです。これは、Kaspersky CyberTrace が受信イベントをリッスンするポートです。

    • 次の形式のサービスイベント:

      alert=%Alert% context=%RecordContext%

    • 次の形式の検知イベント:

      category=%Category% detected=%MatchedIndicator% url=%RE_URL% src=%SRC_IP% ip=%RE_IP% hash=%RE_MD5% context=%RecordContext%

  4. kl_feed_service.conf ファイルで、[OutputSettings]→[FinishedEventFormat]要素の enabled 属性を false に設定します。
  5. kl_feed_service.conf ファイルを保存します。
  6. Kaspersky CyberTrace Web または kl_feed_service スクリプトを使用して、Kaspersky CyberTrace を再起動します。

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