AlienVault USM / OSSIM から Kaspersky CyberTrace へのイベントの転送

2024年4月11日

ID 183921

このセクションでは、イベントを Kaspersky CyberTrace に転送するように AlienVault USM / OSSIM を構成する方法について説明します。

イベントを Kaspersky CyberTrace に転送するように AlienVault USM / OSSIM を構成するには:

  1. Kaspersky CyberTrace へのイベントの転送元となるデバイスごとに、次のルールを /etc/rsyslog.confファイルに追加します:

    if ($fromhost-ip == '%DEVICE_IP%') then {action (type="omfwd" Target="%CyberTrace_IP_IN%" Port="%CyberTrace_PORT_IN%" Protocol="tcp" Device="%INTERFACE%") action (type="omfile" File="%PATH%")}

    ここで:

    • %CyberTrace_IP_IN%—Kaspersky CyberTrace が実行されているコンピューターの IP アドレス。
    • %CyberTrace_PORT_IN%—Kaspersky CyberTrace が受信イベントをリッスンするポート。
    • %INTERFACE%—AlienVault USM / OSSIM が実行されているコンピューターのネットワークインターフェイスの名前。イベントを Kaspersky CyberTrace に転送するために使用されます。

      例:eth0

    • %DEVICE_IP%—AlienVault USM/OSSIM に到着し、Kaspersky CyberTrace に転送する必要があるイベントのソースデバイスの IP アドレス。
    • action (type="omfile" File="%PATH%")—Kaspersky CyberTrace に転送されるイベントを AlienVault USM / OSSIM に保存するための rsyslog サービスへの指示。

      %PATH%—イベントが保存されるファイルへのパス。%PATH% には、転送されたイベントを保存する任意のファイルを指定できます。

      action (type="omfile" File="%PATH%")—オプション。連携プロセスでこのコマンドを指定すると、次のことを確認できます:

      • イベントが Kaspersky CyberTrace に転送されること
      • Kaspersky CyberTrace に転送されるイベントのリスト

      連携プロセスが完了したら、この行を設定情報ファイルから削除することを推奨します。

    このルールは、テキスト # rsyslog zasec.conf の後に追加する必要があります。このテキストが設定情報ファイルに存在しない場合は、次の行の前にルールを追加します:

    if not ($fromhost-ip == '127.0.0.1') then -/var/log/ossim/asec_unk.log

    if not ($fromhost-ip == '127.0.0.1') then ~

  2. 次のコマンドを実行して、rsyslog サービスを再起動します:

    /etc/init.d/rsyslog restart

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