既知の問題

2024年3月18日

ID 211205

Kaspersky Security Center Linux には、本製品の動作には大きな影響を与えない複数の制限があります:

  • ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードまたはアップデート検証タスクをインポートすると、[タスクが割り当てられるデバイスを選択する]オプションがオンになります。これらのタスクは、デバイスの抽出または特定のデバイスに割り当てることはできません。ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロードするか、特定のデバイスにアップデート検証タスクを割り当てると、タスクは正しくインポートされません。
  • ネットワークに数万のオブジェクト(管理対象デバイス、セキュリティグループ、ユーザーアカウント)を含む Microsoft Active Directory ドメインが含まれており、応答ページサイズ(MaxPageSizeパラメータ)が 5,000 未満の場合、ドメインコントローラーのポーリングは使用できず、ドメインオブジェクトに関する情報は受信されません。ドメインコントローラーをポーリングしようとすると、[サイズ制限を超えています]エラーが発生します。応答ページのサイズを増やすと、エラーの修正に役立つ場合があります。Ntdsutil.exe ユーティリティを使用し、必要に応じて MaxPageSizeパラメータの値を 5000 または 10000 に増やすことができます。
  • 管理サーバーのプロパティで KPSN を有効にし、HTTPS ポート 17111 を使用する時、ds.kaspersky.com との接続は中断されません。
  • Kaspersky Endpoint Security for Windows は、管理サーバーのプロパティの KSN プロキシ設定で[HTTPS を使用する]がオンになっており、管理サーバーのアドレスに非ラテン文字が含まれている場合、KSN プロキシサービスをサポートしません。
  • プライマリ Kaspersky Security Center Linux 管理サーバーのインターフェースからセカンダリサーバーに切り替えると、メインメニューの[シームレスアップデート]セクションを開くことができません。
  • Kaspersky Endpoint Security 11.3 for Mac のライセンスの追加タスクを作成すると、ウィザードに空行が含まれる可能性のあるライセンステーブルが表示されます。
  • Kaspersky Endpoint Security for Windows ポリシーに表示される保護レベルは、Kaspersky Endpoint Security for Windows のインターフェースの保護レベルに対応していません。
  • アプリケーションのリモートアンインストール タスクを実行して管理対象デバイスからカスペルスキー製品を削除すると、タスクは正常に完了しますが、製品は削除されません。この問題は、Kaspersky Endpoint Security for Linux、Kaspersky Embedded Systems Security for Linux、および Kaspersky Industrial CyberSecurity for Linux Nodes に当てはまります。
  • 管理サーバーのプロパティウィンドウにはモバイルデバイスの設定が含まれていますが、Kaspersky Security Center Linux はモバイルデバイスの管理をサポートしていません。
  • アプリケーションレジストリ]セクションのアプリケーションが Linux デバイス上で検出された場合、アプリケーションのプロパティには関連する実行ファイルに関する情報が含まれません。
  • リモートインストールタスクを使用して ALT Linux オペレーティングシステムを実行しているデバイスにネットワークエージェントをインストールし、このタスクを Root の権限を持たないアカウントで実行すると、タスクは失敗します。Root アカウントでリモートインストールタスクを実行するか、ネットワークエージェントのスタンドアロンイントールパッケージを作成して使用し、アプリケーションをローカルにインストールします。
  • レター形式のレポートで、改ページによりテキスト行が横方向に切れることがあります。
  • セカンダリ管理サーバーの追加ウィザードで、将来のセカンダリサーバーでの認証用に二段階認証が有効になっているアカウントを指定すると、ウィザードはエラーで終了します。この問題を解決するには、二段階認証を無効にしたアカウントを指定するか、将来のセカンダリサーバーから階層を作成します。
  • 別のブラウザーで Kaspersky Security Center Web コンソールを開いて、管理サーバーの証明書ファイルを管理サーバーのプロパティウィンドウでダウンロードすると、ダウンロードされたファイルに異なる名前が付与されます。
  • 1つ以上のネットワークアダプターを持つ管理対象デバイスが管理サーバーにネットワークアダプターの MAC アドレスに関する情報を送信する際、管理サーバーへの接続に使用されていないものの情報を送信することがあります。
  • Astra Linux 64 ビットエディションでは、klnagent-astra パッケージを klnagent64_14 パッケージでアップグレードすることはできません。古いパッケージの klnagent64-astra は削除され、アップグレードの代わりに新しいパッケージ klnagent64 がインストールされます。そのため、デバイスに klnagent64_14 パッケージの新しいアイコンが追加されます。このデバイスの古いアイコンは削除できます。

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