Kaspersky Security Center Linux のアップグレード
管理サーバーのバージョン 15 をそれより前のバージョンの管理サーバー(バージョン 13 以降)がインストールされたデバイスにインストールすることができます。バージョン 15 にアップグレードすると、以前のバージョンの管理サーバーのデータと設定がすべて維持されます。
Kaspersky Security Center Linux をアップグレードする前に、管理サーバーのバージョン 15 でサポートされているオペレーティングシステムと DBMS のバージョンを使用していることを確認してください。必要に応じて、新しいバージョンのオペレーティングシステムおよび DBMS を搭載した別のデバイスに管理サーバーを移動できます。
次のいずれかの方法を使用して、管理サーバーのバージョンをアップグレードできます:
- Kaspersky Security Center Linux インストールファイルを使用する
- 管理サーバーのデータのバックアップを作成し、管理サーバーの新しいバージョンをインストールして、バックアップから管理サーバーのデータを復元する
アップグレード中、管理サーバーと別のアプリケーションで同時に DBMS を使用することは厳重に禁じられています。
ネットワークに複数の管理サーバーが含まれている場合は、それぞれのサーバーを手動でアップグレードする必要があります。Kaspersky Security Center Linux では集中アップグレードはサポートされません。
また、Kaspersky Security Center Web コンソールを新しいバージョンにアップグレードする必要があります。
Kaspersky Security Center Linux を旧バージョンからアップグレードすると、サポート対象のカスペルスキー製品のインストール済みプラグインはすべて残ります。管理サーバープラグインとネットワークエージェントプラグインは自動的にアップグレードされます。アップグレードを開始する前に、管理サーバーデータのバックアップコピーを作成することを推奨します。