klscflag を使用したポート 13291 の開放
管理サーバーのポート 13291 は管理コンソール(MMC ベースの管理コンソールを含みます)からの接続を受け取るために使用されます。Windows 以外のコンピューターでは、既定でこのポートは閉じられています。
MMC ベースの管理コンソールへの接続を許可する、または klakaut ユーティリティを使用する場合は、klscflag ユーティリティを使用してこのポートを開くことができます。Kaspersky Security Center Linux に接続すると、MMC ベースの管理コンソールの機能が低下することに注意してください。Kaspersky Security Center Web コンソールを使用して Kaspersky Security Center Linux に接続することを推奨します。
klscflag ユーティリティは KLSRV_SP_SERVER_SSL_PORT_GUI_OPEN パラメータの値を変更します。
Kaspersky Security Center Web コンソールを使用して Kaspersky Security Center Linux に接続することを推奨します。
ポート 13291 を開くには:
- コマンドラインで次のコマンドを実行します:
$ /opt/kaspersky/ksc64/sbin/klscflag -ssvset -pv klserver -s 87 -n KLSRV_SP_SERVER_SSL_PORT_GUI_OPEN -sv true -svt BOOL_T -ss "|ss_type = \"SS_SETTINGS\";"
- 次のコマンドを実行して Kaspersky Security Center 管理サーバーサービスを再起動します:
$ sudo systemctl restart kladminserver_srv
ポート 13291 が開きます。
ポート 13291 が正常に開かれたことを確認するには:
コマンドラインで次のコマンドを実行します:
$ /opt/kaspersky/ksc64/sbin/klscflag -ssvget -pv klserver -s 87 -n KLSRV_SP_SERVER_SSL_PORT_GUI_OPEN -svt BOOL_T -ss "|ss_type = \"SS_SETTINGS\";"
このコマンドは次の結果を返します:
+--- (PARAMS_T)
+---KLSRV_SP_SERVER_SSL_PORT_GUI_OPEN = (BOOL_T)true
値「true
」はポートが開かれていることを意味します。それ以外の場合は値 false
が表示されます。