[管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]タスクに対するアップデート元の追加
管理サーバーのリポジトリにアップデートをダウンロードするタスクを作成または使用する場合、次のアップデート元を選択することができます:
- カスペルスキーのアップデートサーバー
- プライマリ管理サーバー
セカンダリ管理サーバーまたは仮想管理サーバーを対象とするタスクに適用されます。
- ローカルまたはネットワークフォルダー
[管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]タスクおよび[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクで、パスワード保護されたローカルフォルダーまたはネットワークフォルダーをアップデート元として選択した場合はユーザー認証が動作しません。この問題を解決するには、最初にパスワード保護されたフォルダーをマウントしてから、オペレーティングシステムを使用するなどして必要な資格情報を指定します。この後、アップデートのダウンロードタスクでこのフォルダーをアップデート元として選択することができます。Kaspersky Security Center Linux は資格情報の入力を要求しません。
既定ではカスペルスキーのアップデートサーバーが使用されますが、ローカルまたはネットワークフォルダーにアップデートをダウンロードすることもできます。インターネットにアクセスできないネットワークを使用する場合にフォルダーを使用することがあります。この場合、カスペルスキーのアップデートサーバーから手動でアップデートをダウンロードして、フォルダーにダウンロードしたファイルを配置することができます。
ローカルまたはネットワークフォルダーに指定できるパスは 1 つのみです。ローカルフォルダーとして、管理サーバーがインストールされているデバイス上のフォルダーを指定する必要があります。ネットワークフォルダーとしては FTP サーバー、HTTP サーバー、または SMB 共有を指定できます。SMB 共有に認証が必要な場合は、事前に必要な資格情報を使用してシステムにマウントする必要があります。SMB1 プロトコルはセキュアではないため、使用しないことを推奨します。
カスペルスキーのアップデートサーバーとローカルまたはネットワークフォルダーの両方を追加した場合は、アップデートはフォルダーから先にダウンロードされます。ダウンロードにエラーが発生すると、カスペルスキーのアップデートサーバーが使用されます。
アップデートが含まれる共有フォルダーがパスワードで保護されている場合は、[アップデート元の共有フォルダーにアクセスするアカウントを指定する(存在する場合)]をオンにして、アクセスに必要なアカウント資格情報を入力します。
アップデート元を追加するには:
- メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[タスク]の順に移動します。
- [管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]をクリックします。
- [アプリケーション設定]タブに移動します。
- [アップデート元]行で、[設定]をクリックします。
- ウィンドウが表示されたら、[追加]をクリックします。
- アップデート元のリストで、必要なアップデート元を追加します。[ローカルまたはネットワークフォルダー]を選択した場合は、フォルダーのパスを指定します。
- [OK]をクリックしてアップデート元のプロパティウィンドウを閉じます。
- [アップデート元]ウィンドウで、[OK]をクリックします。
- タスクのウィンドウで[保存]をクリックします。
指定したアップデート元から管理サーバーのリポジトリにアップデートがダウンロードされるようになります。