nginx サービスのインストール
2023年12月13日
ID 166008
別のサーバー上のプロキシサーバーを使用している場合、既定では、Kaspersky Web Traffic Security はプロキシサーバーで ICAP トラフィックの暗号化やユーザーの認証を行いません。本製品の管理者は、トラフィックのトンネリングまたは iptables を使用して、プロキシサーバーと Kaspersky Web Traffic Security との間の安全なネットワーク接続を独自に確保する必要があります。
nginx サービスをインストールするには:
- 使用しているオペレーティングシステムに事前に Apache サービスがインストールされている場合は、アンインストールします。
- CentOS バージョン 7.x、Red Hat Enterprise Linux バージョン 7.x、SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1 を使用している場合、リポジトリサポートを有効にして nginx サービスをインストールします。この操作には、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のいずれかの処理を実行します:
- CentOS オペレーティングシステムの場合は、/etc/yum/repos.d/nginx.repo という名前のファイルを作成し、次の内容を入力します:
[nginx-stable]
name=nginx stable repo
baseurl=http://nginx.org/packages/centos/$releasever/$basearch/
gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key
gpgcheck=1
enabled=1
- Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムの場合は、/etc/yum/repos.d/nginx.repo という名前のファイルを作成し、次の内容を入力します:
[nginx-stable]
name=nginx stable repo
baseurl=http://nginx.org/packages/rhel/$releasever/$basearch/
gpgkey=https://nginx.org/keys/nginx_signing.key
gpgcheck=1
enabled=1
- SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムの場合は、Server Applications Module を接続します。この操作には、次のコマンドを実行します:
SUSEConnect -p sle-module-server-applications/15.1/x86_64
CentOS バージョン 8.x、Red Hat Enterprise Linux バージョン 8.x、Debian、Ubuntu、ALT Server オペレーティングシステムの場合、追加のリポジトリの接続は必要ありません。
- CentOS オペレーティングシステムの場合は、/etc/yum/repos.d/nginx.repo という名前のファイルを作成し、次の内容を入力します:
- nginx サービスパッケージをインストールします。そのためには、使用しているオペレーティングシステムに応じて、以下のいずれかのコマンドを実行します:
- CentOS、Red Hat Enterprise Linux:
yum install -y nginx
- SUSE Linux Enterprise Server:
zypper install nginx
- Ubuntu、Debian、ALT Server:
apt-get install nginx
- CentOS、Red Hat Enterprise Linux:
- nginx サービスを自動起動設定に追加します。この操作には、次のコマンドを実行します:
systemctl enable nginx
- nginx サービスを開始します。この操作には、次のコマンドを実行します:
service nginx start
- nginx サービスのステータスを確認します。この操作には、次のコマンドを実行します:
service nginx status
Active パラメータの値に active (running) が含まれている必要があります。
nginx サービスがインストールされます。