緊急モードでの本製品の動作
2024年7月3日
ID 175375
Kaspersky Web Traffic Security は、システム内にコントロールロールを割り当てられたノードが 2 つ以上存在する場合、緊急モードに切り替わります。当てはまる例としては、たとえば、コントロールロールを割り当てたノードが使用できなくなり、このロールが別のノードに割り当てられたようなケースを考えることができます。そして、最初にコントロールロールを割り当てられていたノードが再び使用できる状態に復帰した場合、システム内にコントロールロールを割り当てられたノードが 2 つ存在することになります。
緊急モードはネットワークトラフィックの処理に影響を与えません。すべてのノードは、製品が緊急モードに切り替わる前にコントロールロールを割り当てられていたノードから最後に受信した設定を使用して、ネットワークトラフィックの処理を続行します。
コントロールロールのノード
コントロールロールを割り当てられたノードの緊急モードウィンドウに、次の情報が表示されます:
- 現在のノードの IP アドレス。
- 現在のノードのロール。
- クラスター内のノードのリスト。
ノードのリストには、以下の列が含まれます:
- [IP アドレス:ポート] - ノードに接続する IP アドレスとポート。
- [ロール] - 現在のノードの製品内でのロール。
- [コントロールノード] - コントロールロールを割り当てられたノードの IP アドレス。
セカンダリロールのノードでのみ表示されます。
- [同期済み] - 設定値を最後に同期した日時。
- [コントロールノードの接続状態] - ネットワーク上のコントロールロールを割り当てられたノードの可用性の状態。
リストの行にある「」アイコンは、このノードで問題が発生したことを示します。たとえば、セカンダリロールのノードが誤ってコントロールロールのノードになってしまったり、ネットワーク上でサーバーが使用できないなどの状況です。
製品の制御を別のノードで行う場合は、[セカンダリノードのロールを割り当て]をクリックして、現在コントロールロールが割り当てられているノードにセカンダリロールを割り当てます。
セカンダリロールのノード
セカンダリロールを割り当てられたノードの緊急モードウィンドウに、次の情報が表示されます:
- 現在のノードの IP アドレス。
- 現在のノードのロール。
- コントロールロールを割り当てられたノードの IP アドレスと可用性の状態。
- 設定値を最後に同期した日時。
- クラスター内のノードのリスト。
ノードのリストには、以下の列が含まれます:
- [IP アドレス:ポート] - ノードに接続する IP アドレスとポート。
- [ロール] - ノードの製品内でのロール。
このノードで製品設定を管理する場合は、[コントロールノードにロールを切り替え]をクリックして、コントロールノードロールを割り当てることができます。