Kaspersky Security Center 14 Linux

Kaspersky Security Center Linux の導入を計画する

組織のネットワークに Kaspersky Security Center Linux コンポーネントを導入する計画がある場合は、プロジェクトのサイズと範囲を考慮する必要があります。特に、次の要素を重視してください:

  • デバイスの合計数
  • MSP クライアントの数

1 台の管理サーバーで最大 50,000 台のデバイスをサポートできます。組織ネットワーク上に合計で 50,000 台を超えるデバイスが存在する場合は、サービスプロバイダー側で複数の管理サーバーを導入し、階層化して一元的に管理する必要があります

1 台の管理サーバーで最大 500 の仮想サーバーを作成できます。このため、MSP クライアント 500 ごとに管理サーバー 1 台が必要です。

導入計画段階では、管理サーバーに対して特別な X.509 証明書を割り当てることを検討する必要があります。管理サーバーに対する X.509 証明書の割り当てが有効になるのは、次の場合です(部分的なリスト):

  • SSL Termination プロキシを使用して、セキュアソケットレイヤー(SSL)トラフィックをスキャンする場合
  • 証明書で必要な値を指定する場合
  • 証明書で必要な暗号化強度を指定する場合

このセクションの内容

管理サーバーへのインターネットアクセス

Kaspersky Security Center Linux の標準設定

ディストリビューションポイントの概要

管理サーバーの階層

仮想管理サーバー