Kaspersky Security Center 14 Linux

既知の問題

Kaspersky Security Center Linux には、本製品の動作には大きな影響を与えない複数の制限があります:

  • リストに 20 を超えるアイテムが含まれている場合(この場合、アイテムは複数のページに表示されます)、[すべて選択]をオンにすると、Web コンソールは現在のページに表示されているアイテムのみを抽出します。
  • 管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロード]タスクおよび[ディストリビューションポイントのリポジトリにアップデートをダウンロード]タスクで、パスワード保護されたローカルフォルダーまたはネットワークフォルダーをアップデート元として選択した場合はユーザー認証が動作しません。この問題を解決するには、最初にパスワード保護されたフォルダーをマウントしてから、オペレーティングシステムを使用するなどして必要な資格情報を指定します。この後、アップデートのダウンロードタスクでこのフォルダーをアップデート元として選択することができます。Kaspersky Security Center は資格情報の入力を求めません。
  • タスクのスケジュールでオプション[即時]を選択して変更を保存した後に管理サーバーの変更タスクが自動で開始されません。
  • 別のブラウザーで Kaspersky Security Center 14 Web コンソールを開いて、管理サーバーの証明書ファイルを管理サーバーのプロパティウィンドウでダウンロードすると、ダウンロードされたファイルに異なる名前が付与されます。
  • バックアップリポジトリ([操作]→[リポジトリ]→[バックアップ])からオブジェクトを復元しようとする、もしくはオブジェクトをカスペルスキーに送信しようとするとエラーが発生します。
  • Kaspersky Endpoint Security for Linux の親ポリシーでロックされた設定は子ポリシーに継承されますが、子ポリシーではロックされません。
  • 管理対象デバイスから管理サーバーに送信されたハードウェアの情報の内容が不完全になる場合があります。一部のハードウェア項目が指定されていないことがあります。
  • Kaspersky Endpoint Security for Linux のアプリケーションコントロール機能に追加したアプリケーションカテゴリが削除されることがあります。
  • 1つ以上のネットワークアダプターを持つ管理対象デバイスが管理サーバーにネットワークアダプターの MAC アドレスに関する情報を送信する際、管理サーバーへの接続に使用されていないものの情報を送信することがあります。
  • Kaspersky Security Center 14 Web コンソールのインストール用の応答ファイル内で webConsoleAccount および managementServiceAccount パラメータにカスタムユーザーアカウントを指定しており、これらのアカウントが異なるセキュリティグループに属する場合、インストール後に Kaspersky Security Center 14 Web コンソールは動作しなくなります。
  • Astra Linux 64 ビットエディションでは、klnagent-astra パッケージを klnagent64_14 パッケージでアップグレードすることはできません。古いパッケージの klnagent64-astra は削除され、アップグレードの代わりに新しいパッケージ klnagent64 がインストールされます。そのため、デバイスに klnagent64_14 パッケージの新しいアイコンが追加されます。このデバイスの古いアイコンは削除できます。