Kaspersky Security Center 14 Linux

アプリケーションコントロールの概要

アプリケーションコントロールは、アプリケーションを起動しようとするユーザーの試みを監視し、アプリケーションコントロールルールによってアプリケーションの起動を制御します。

アプリケーションコントロールは Kaspersky Endpoint Security 11.2 for Linux以降のバージョンで使用可能です。

パラメータがいずれのアプリケーションコントロールルールとも一致していないアプリケーションの起動は、アプリケーションコントロール機能の動作モードに応じて次のように制御されます:

  • 拒否リスト:ブロックルールで指定しているアプリケーション以外のすべてのアプリケーションの起動を許可するには、このモードを使用します。既定ではこのモードが選択されます。
  • 許可リスト。許可ルールで指定しているアプリケーション以外のすべてのアプリケーションの起動をブロックするには、このモードを使用します。

アプリケーションコントロールルールは、アプリケーションカテゴリを通じて実装されます。どのようなアプリケーションをカテゴリに含めるかの基準を指定してアプリケーションカテゴリを作成できます。Kaspersky Security Center Linux では、手動でコンテンツを追加するカテゴリのみ作成できます。ファイルのメタデータ、ハッシュコード、証明書、KL カテゴリ、ファイルパスなど、実行ファイルをカテゴリに含める条件を指定します。

アプリケーションコントロールの詳細については、「Kaspersky Endpoint Security for Linux Help」を参照してください。