管理サーバーのメンテナンス

2024年6月13日

ID 233252

管理サーバーのメンテナンスにより、管理サーバーのフォルダー内のスペースを解放し、不要になったオブジェクトを削除して定義データベースのサイズを縮小できます。これにより、アプリケーションのパフォーマンスと動作の信頼性が向上します。管理サーバーのメンテナンスは、少なくとも週 1 回は実施してください。

管理サーバーのメンテナンスは、専用のタスクで実施されます。管理サーバーのメンテナンス時、次の処理が実行されます:

  • ストレージフォルダーから不要なフォルダとファイルを削除します。
  • テーブルから不要なレコード(「ダングリングポインター」とも呼ばれます)を削除します。
  • キャッシュをクリアします。
  • 定義データベースを管理します(DBMS として SQL Server または PostgreSQL を使用する場合):
    • 定義データベースのエラーをチェックします(SQL Server でのみ使用可能)
    • データベースのインデックスを再編成する
    • データベースの統計情報を更新する
    • データベースを縮小する(必要に応じて)

管理サーバーのメンテナンスタスクは、MariaDB バージョン 10.3 以降をサポートします。MariaDB バージョン 10.2 以前を使用する場合、管理者はこの DBMS を独自に維持する必要があります。

管理サーバーのメンテナンス タスクは、Kaspersky Security Center Linux をインストールすると自動的に作成されます。管理サーバーのメンテナンスタスクを削除してしまった場合は、手動で作成することができます。

管理サーバーのメンテナンスを作成するには:

  1. メインメニューで、[アセット(デバイス)]→[ タスク]の順に移動します。
  2. 追加]をクリックします。

    新規タスクウィザードが起動します。

  3. ウィザードの[新規タスク設定]ウィンドウで、タスク種別に[管理サーバーのメンテナンス]を選択し、[次へ]をクリックします。
  4. 引き続きウィザードの指示に従って操作します。

作成したタスクはタスクリストに表示されます。1 台の管理サーバーに対して実行できる管理サーバーのメンテナンスタスクは 1 つのみです。管理サーバーに対して、既に 管理サーバーのメンテナンス タスクが作成されている場合は、新たに 管理サーバーのメンテナンス タスクを作成することはできません。

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