管理プラグインのトレースファイル

2024年1月25日

ID 100522

Kaspersky Security Center 管理コンソールを使用して Kaspersky Security ソリューションコンポーネントを管理する場合、MMC 管理プラグインの操作中に発生するイベントに関する情報が、Kaspersky Security Center 管理サーバーがインストールされているデバイス上の次のファイルに書き込まれる場合があります。

  • Protection Server を管理するための MMC プラグインのトレースファイル。ユーザーが指定したファイル名に、ユーザー名とプロセス ID(PID)が追加されたファイル名が使用されます。このファイルには、プラグインの動作中に発生したイベント(特に、Protection Server ポリシーとタスクの動作)の情報が含まれています。
  • Light Agent for Linux を管理するための MMC プラグインのトレースファイル(Light Agent モードで使用される Kaspersky Endpoint Security for Linux)。ファイル名には、Kaspersky Endpoint Security for Linux のバージョン番号、ファイル作成日時、プロセス ID(PID)が含まれます。このファイルには、プラグインの動作中に発生したイベント(特に、Light Agent for Linux ポリシーとタスクの動作)の情報が含まれています。

概要情報以外にも、これらのファイルには次の情報が含まれています:

  • ファイルのパスに含まれている、姓名を含む個人情報。
  • ファイル名に含まれている、オペレーティングシステムにログインするために使用したユーザーアカウント名。

既定では、Kaspersky Security の管理 MMC プラグインのトレースファイルは作成されません。レジストリキーを使用して、すべての MMC プラグインのトレースファイルを作成できます。トレースファイルの生成方法の詳細は、テクニカルサポートにお問い合わせください。

作成された MMC プラグインのトレースファイルはすべて、レジストリキーの設定でユーザーが指定したフォルダーに保存されます。

Kaspersky Security Center Web コンソールを使用して Kaspersky Security ソリューションコンポーネントを管理する場合、Web 管理プラグインの操作中に発生するイベントに関する情報が Web プラグインのトレースファイルに書き込まれる場合があります:

Web プラグインのトレースファイルは、Web コンソールの活動のログ記録が Kaspersky Security Center Web コンソールのインストールウィザードで有効にされていると自動的に作成されます(詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照)。

Web プラグインのトレースファイルは、Kaspersky Security Center Web コンソールのインストールフォルダーにあるサブフォルダー[logs]に保存されます。

管理プラグインのトレースファイルは、人間が判読できる形式で保存されます。情報をカスペルスキーに送信する前に、不正なアクセスから保護されていることを確認することを推奨します。

管理プラグインのトレースファイルは、カスペルスキーに自動的には送信されません。トレースファイルは、Kaspersky Security をアンインストールすると自動的に削除されます。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。