Kaspersky Security Center コンポーネントの要件
2024年1月25日
ID 254036
組織のローカルネットワークに Kaspersky Security ソリューションをインストールして動作させるには、次のいずれかのバージョンの Kaspersky Security Center がインストールされている必要があります。
- Kaspersky Security Center 14.2 WindowsKaspersky Security ソリューションのコンポーネントは、MMC 管理プラグインを使用して管理コンソールを通じて、また Web 管理プラグインを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールを通じて行うことができます。
- Kaspersky Security Center 15 LinuxKaspersky Security ソリューションのコンポーネントは、Web 管理プラグインを使用して Kaspersky Security Center Web コンソールから管理できます。
Kaspersky Security Center Linux には、Linux オペレーティングシステムを実行しているデバイスにインストールすることを目的としたバージョンの管理サーバーが含まれています。Kaspersky Security Center Linux は、Kaspersky Security Center Web コンソールを通じて管理サーバーと対話します。Kaspersky Security Center Linux の詳細については、そのドキュメントを参照してください。
本ガイドでは、Kaspersky Security Center 14.2 Windows で操作する方法を説明します。
Kaspersky Security を使用するには、次の Kaspersky Security Center コンポーネントが必要です:
- 管理サーバー。
次のサービスを管理サーバーで設定する必要があります:
- プロキシアクティベーションサービスは、Kaspersky Security ソリューションをアクティベートする時に使用されます。アクティベーションプロキシサービスの設定は、Kaspersky Security Center 管理サーバーのプロパティで指定します。アクティベーションプロキシサービスが無効な場合、アクティベーションコードを使用してソリューションをアクティベートすることはできません。
- KSN プロキシサービスは、Kaspersky Security ソリューションコンポーネントと Kaspersky Security Network との間のデータ交換を仲介します。KSN プロキシサービスの設定は、Kaspersky Security Center 管理サーバーのプロパティで指定します。
アクティベーションプロキシサービスと KSN プロキシサービスの詳細は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。
- ネットワークエージェント。ネットワークエージェントは、管理サーバーと Kaspersky Security ソリューションコンポーネントがインストールされた仮想マシンとの間の対話を容易にします。
ネットワークエージェントは、保護対象のすべての仮想マシンにインストールする必要があります:
SVM イメージにはネットワークエージェントが含まれているので、SVM にネットワークエージェントをインストールする必要はありません。
- Kaspersky Security Center 管理コンソール。MMC ベースの管理コンソール(以降、「管理コンソール」とも表記)がインストールされている必要があります。Kaspersky Security Center Web コンソール(以降、「Web コンソール」とも表記)も使用できます。
Kaspersky Security Center のインストールに関する情報は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。