仮想インフラストラクチャの要件
2024年1月25日
ID 254038
Kaspersky Security ソリューションのインストールと動作は、次の仮想化プラットフォームでサポートされています:
- Microsoft Hyper-V プラットフォーム。
カスペルスキー製品のインストール、動作のサポートには、SharxBase 5.10.x ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- Microsoft Windows Server 2022 Hyper-V(デスクトップエクスペリエンス / Core)ハイパーバイザー
- Microsoft Windows Server 2019 Hyper-V(デスクトップエクスペリエンス / Core)ハイパーバイザー
- Microsoft Windows Server 2016 Hyper-V(デスクトップエクスペリエンス / Core)ハイパーバイザー(適用可能なすべてのアップデートを適用)
- Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V(デスクトップエクスペリエンス / Core)ハイパーバイザー(適用可能なすべてのアップデートを適用)
本ソリューションは、Windows フェールオーバークラスタリングサービスによって管理されているハイパーバイザーのクラスタの一部である Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーにインストールし、実行できます。クラスタノードでクラスタ共有ボリューム技術を有効にする必要があります。
Microsoft Windows Server Hyper-V ハイパーバイザーに SVM を導入する場合、次のいずれかのバージョンの Microsoft System Center Virtual Machine Manager(Microsoft SCVMM と表記)を使用できます:
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2022
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2019
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2016
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2012 R2
- Citrix Hypervisor プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、Citrix Hypervisor 8.2 LTSR ハイパーバイザーを仮想インフラストラクチャにインストールする必要があります。
- VMware vSphere プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールと動作をサポートする仮想インフラストラクチャには、以下のいずれかのハイパーバイザーがインストールされている必要があります。
- 最新のアップデートを適用した VMware ESXi 8.0
- 最新のアップデートを適用した VMware ESXi 7.0
使用可能なすべてのアップデートを適用した VMware vCenter Server 8.0 または 7.0 仮想インフラストラクチャ管理サーバーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。スタンドアロンの VMware vCenter Server によって管理されているインフラストラクチャとリンクモードの VMware vCenter Server のグループによって管理されているインフラストラクチャの両方で、本製品のインストールと動作がサポートされています。
VMware NSX Manager を VMware vSphere プラットフォームが稼働するインフラストラクチャで使用している場合、Kaspersky Security は保護対象の仮想マシンにセキュリティタグを割り当てることができます。Kaspersky Security は、以下のいずれかのタイプの VMware NSX Manager との互換性をサポートしています:
- VMware NSX-T Manager(VMware NSX-T Data Center 4.0.1 パッケージ)。
- VMware NSX-T Manager(VMware NSX-T Data Center 3.2.0 パッケージ)。
VMware ESXi ハイパーバイザーに SVM を導入する場合、次のいずれかのバージョンの Microsoft SCVMM 仮想インフラストラクチャ管理サーバーを使用できます:
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2022
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2019
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2016
- 最新のアップデートを適用した Microsoft SCVMM 2012 R2
- KVM(カーネルベース仮想マシン)プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールと動作をサポートするには、次のいずれかのオペレーティングシステムに基づく KVM ハイパーバイザーを仮想インフラストラクチャにインストールする必要があります。
- Debian GNU/Linux 12.0
- Debian GNU/Linux 11.0
- Ubuntu 22.04 LTS
- Ubuntu 20.04 LTS
- Red Hat Enterprise Linux Server 8.0
- CentOS Stream 9
- CentOS Stream 8
- CentOS 7.9
CentOS オペレーティングシステムで動作する KVM ハイパーバイザーに SVM を導入するには、ハイパーバイザーのオペレーティングシステムで、設定情報ファイル /etc/sudoers の「Defaults requiretty」行を削除またはコメントアウトする必要があります。
- Proxmox VE プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールと動作をサポートするには、Proxmox VE 8 ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
KVM ベースの Proxmox VE のみがサポートされます。LXC(Linux Containers)を使用している Proxmox VE ハイパーバイザーでの本ソリューションの動作はサポートされません。
- Skala-R プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、R-Virtualization 7.0.13 ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
R-Virtualization ハイパーバイザーでの SVM の導入と動作をサポートするには、Skala-R Management 1.97 または 1.98 仮想インフラストラクチャ管理サーバーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- HUAWEI FusionSphere プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、HUAWEI FusionCompute CNA 8.0 以降のハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザーでの SVM の導入と動作をサポートするには、HUAWEI FusionCompute VRM 8.0 以降が仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- Nutanix Acropolis プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、Nutanix AHV 6.5.1.5 ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
Nutanix AHV ハイパーバイザーでの SVM の導入と動作をサポートするには、Nutanix Prism 6.5.1.5 が仮想インフラストラクチャ管理サーバーとして仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- Enterprise Cloud Platform VeiL プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、VeiL Node 5.1.2 ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
Enterprise Cloud Platform VeiL プラットフォームで実行される仮想インフラストラクチャでは、本ソリューションのインストールと動作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- SharxBase プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、SharxBase 5.10.x ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
SharxBase 仮想インフラストラクチャでは、本ソリューションのインストールと動作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- TIONIX Cloud Platform。
Kaspersky Security ソリューションをインストールして実行するには、TIONIX Cloud Platform 2.9 または 3.0 がインストールされている必要があります。
次のマイクロサービスが、TIONIX Cloud Platform の一部としてインストールされている必要があります:
- Keystone - 認証マイクロサービス。
- Compute (Nova) - インフラストラクチャでの仮想マシンの作成と動作に使用されるマイクロサービス。
- Cinder - 保管領域の動作に使用されるマイクロサービス。
- Glance - 仮想マシンのイメージの動作に使用されるマイクロサービス。
- Neutron - ネットワークの動作に使用されるマイクロサービス。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- OpenStack Platform。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび実行には、Havana、Stein、Newton、Victoria、Zed、Antelope のうち、いずれかの OpenStack Platform リリースがインストールされている必要があります。
次のマイクロサービスが、OpenStack Platform の一部としてインストールされている必要があります:
- Keystone - 認証マイクロサービス。
- Compute (Nova) - インフラストラクチャでの仮想マシンの作成と動作に使用されるマイクロサービス。
- Cinder - 保管領域の動作に使用されるマイクロサービス。
- Glance - 仮想マシンのイメージの動作に使用されるマイクロサービス。
- Neutron - ネットワークの動作に使用されるマイクロサービス。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- ALT Virtualization Server。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作には、ALT Virtualization Server バージョン 10.0 プラットフォームが必要です。
ALT Virtualization Server 10.0 プラットフォームの基本ハイパーバイザー(KVM ベースのハイパーバイザー)が、プラットフォームの一部としてインストールされている必要があります。
- Brest Virtualization Software プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作には、Brest Virtualization Software プラットフォームバージョン 2.9 または 3.2 が必要です。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
Brest Virtualization Software プラットフォーム上で実行される仮想インフラストラクチャでの本ソリューションのインストールおよび動作には、いくつかの制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- zVirt virtualization 環境。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作のサポートには、zVirt Node 3.x または 4.x ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
zVirt Virtualization Environment が実行される仮想インフラストラクチャでは、本ソリューションのインストールおよび動作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- ROSA Virtualization 環境管理システムプラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作には、ROSA Virtualization 環境管理システムプラットフォーム 2.1 が必要です。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
ROSA Virtualization 環境管理システムプラットフォーム上で動作する仮想インフラストラクチャでの本ソリューションのインストールおよび動作には、いくつかの制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
ROSA Virtualization 環境管理システムプラットフォーム上で実行される仮想インフラストラクチャでの Integration Server の使用に関連する制限を解除できます。SVM ディスカバリの拡張機能(Integration Server と高度な SVM 選択アルゴリズムを使用)を Light Agent に使用する場合は、Integration Server にインフラストラクチャ情報を手動で追加できます。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- RED Virtualization プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作には、RED Virtualization プラットフォーム 7.3 が必要です。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
RED Virtualization プラットフォームが実行される仮想インフラストラクチャでは、本ソリューションのインストールと操作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- Astra Linux プラットフォーム。
Kaspersky Security ソリューションをインストールして実行するには、Astra Linux Special Edition RUSB.10015-01(regular update 1.7)をアップデート 2022-1221SE17MD(operational update 1.7.3.UU.1)とともにインストールする必要があります。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
- SpaceVM Cloud Platform。
仮想インフラストラクチャに Kaspersky Security をインストールして実行するには、SpaceVM Cloud Platform 6.2 が必要です。
SpaceVM Cloud Platform 上の仮想インフラストラクチャでは、本ソリューションのインストールと操作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- Basis.DynamiX Cloud Platform。
仮想インフラストラクチャに Kaspersky Security をインストールして実行するには、Basis.DynamiX Cloud Platform 3.8.5 が必要です。
Basis.DynamiX Cloud Platform 上の仮想インフラストラクチャにでは、本ソリューションのインストールと操作に一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。
- VMManager Infrastructure プラットフォーム 。
Kaspersky Security ソリューションのインストールおよび動作には、VMManager Infrastructure 2023.11.1-1 が必要です。
KVM ハイパーバイザーが仮想インフラストラクチャにインストールされている必要があります。
VMManager Infrastructure が実行される仮想インフラストラクチャにソリューションをインストールし動作させるには、一部制限があります。詳細は、ナレッジベースを参照してください。