Kaspersky Security Center での仮想マシンと SVM の表示

2024年1月25日

ID 145545

仮想インフラストラクチャへの Kaspersky Security のインストール後、ネットワークエージェントがインストールされている SVM と保護対象仮想マシンは、自身に関する情報を自動的に Kaspersky Security Center に送信します。既定では、Kaspersky Security Center は、Kaspersky Security コンポーネントがインストールされたデバイスを[未割り当てデバイス]フォルダーに追加します。

Kaspersky Security Center の管理コンソールで、SVM は SVM の導入時に指定した名前で表示されます。保護対象仮想マシン名には、仮想マシンのネットワーク名(ホスト名)が使用されます。Kaspersky Security Center の管理サーバーに、同じ名前の仮想マシンが既に登録されている場合、新しい仮想マシンの名前に「<仮想マシン名>~1」「<仮想マシン名>~2」のように連番が追加されます。

本ソリューションのインストール前に仮想マシンを管理グループに移動するルールを設定していた場合、Kaspersky Security コンポーネントがインストールされたデバイスは、この移動ルールに従って Kaspersky Security Center で指定されている管理グループに移動されます。

ソリューションコンポーネントをインストールした後、SVM と保護された仮想マシンはタグを Kaspersky Security Center に送信します。SVM と保護対象仮想マシンを管理グループに移動するルールを設定する時に、これらのタグを使用できます。

SVM は次のタグを Kaspersky Security Center に送信します:

%VmType%=SVM – 仮想マシンが SVM であることを示します。

Kaspersky Security Center のネットワークエージェントがインストールされている保護対象仮想マシンは、次のようなタグ情報を Kaspersky Security Center に送信します:

  • %VmType%=<Persistent/Nonpersistent> – この仮想マシンが非永続仮想マシンであるか永続仮想マシンであるかを示します:
    • %VmType%=Persistent – 永続的な仮想マシン。
    • %VmType%=Nonpersistent – 非永続的な仮想マシン。
  • %KsvlaMode%=<Yes/No> – Kaspersky Endpoint Security for Linux が仮想マシン上で使用されるモードを決定するフラグ。
    • %KsvlaMode%=Yes – Kaspersky Endpoint Security は、仮想環境を保護するために Light Agent モードで使用されます。
    • %KsvlaMode%=No – Kaspersky Endpoint Security for Linux はスタンドアロンモードで使用されます。

SVM を、「管理対象デバイス」管理グループや、階層構造の下位にあるサブの管理グループに手動で移動できます(仮想マシンの管理グループへの移動の詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください)。

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