ウィザードを使用したサイレントモードでのアップデート

2024年1月25日

ID 263791

アップデートを開始する前に、Kaspersky Security Center 管理コンソールを閉じることを推奨します。

ウィザードのサイレントモードを使用して Integration Server、Integration Server コンソールをアップデートするには、

次のコマンドを実行します:

ksvla-components_6.0.X.X_mlg.exe -q --lang=<言語 ID> --accept-EulaAndPrivacyPolicy=yes --viisPass=<パスワード> [--log-path=<ファイルへのパス>] [- -createBackup] [--backupFolder=<フォルダーへのパス>]

各パラメータの説明:

  • 6.0.X.X はソリューションのバージョン番号です。
  • -q は、サイレントモードでアップデートを実行することを指定するオプションです。コマンドラインから対話的アップデートを実行する場合は、このオプションを指定しないでください。
  • --lang=<言語 ID> は、インストールするコンポーネントの言語 ID です。

    言語 ID は、次の書式で指定する必要があります:ru、en、de、fr、zh-Hans、zh-Hant、ja。大文字と小文字は区別されます。

  • --accept-EulaAndPrivacyPolicy=yes は、お客様とカスペルスキーの間で締結される Kaspersky Security 使用許諾契約書、およびデータの処理と送信に関するプライバシーポリシーの条項に同意することを意味します。このパラメータを yes に設定することで、次のことを確認できます:
    • お客様は、Kaspersky Security 使用許諾契約書の内容を十分に理解し、同意します。
    • プライバシーポリシーの内容をすべて確認し、プライバシーポリシーの記載に従ってデータが処理されて送信される(第三国への送信も含む)ことを理解し、同意します。

    使用許諾契約書とプライバシーポリシーは、ソリューションの配布キットに含まれています。使用許諾契約書およびプライバシーポリシーの条項に同意することは、Integration Server および Integration Server コンソールをアップデートするための前提条件です。

    次のコマンドを実行することで、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの本文を確認できます:

    ksvla-components_6.0.X.X_mlg.exe --lang=<言語 ID> --show-EulaAndPrivacyPolicy

    使用許諾契約書とプライバシーポリシーのテキストが、tmp フォルダーの license_<言語 ID>.txt ファイルに出力されます。

  • --viisPass=<パスワード> は、Integration Server の管理者アカウントのパスワードです(admin)。Integration Server コンソールがインストールされているデバイスが Microsoft Windows ドメインの一部ではない場合、admin アカウントは、Integration Server コンソールを Integration Server に接続するために使用されます。

    パスワードは 60 文字以内である必要があります。英字(大文字と小文字)、数字、および次の特殊文字のみを使用できます:! # $ % & ' ( ) * " + , - . / \ : ; < = > _ ? @ [ ] ^ ` { | } ~ 。セキュリティを強化するために、最低 8 文字以上のパスワードを設定し、小文字、大文字、数字、特殊文字の 4 つのカテゴリのうち少なくとも 3 つを使用してください。

  • --log-path=<ファイルへのパス> は、アップデート結果に関する情報が保存されるファイルへのパスです。

    オプションのパラメータ。パスが指定されていない場合、アップデート結果は %temp%\Kaspersky_Security_for_Virtualization_<バージョン番号>_Light_Agent_BundleInitialInstall_logs_<日付と時刻>.zip に保存されたトレースファイルに保存されます。ここで:

    • <バージョン番号> は、インストールした Kaspersky Security ソリューションのバージョンの番号です。
    • <日時> は、アップデートが完了した日時です(dd_MM_yyyy_HH_mm_ss 形式)。
  • --createBackup

    オプションのパラメータ。定義データベース、設定、および以前にインストールした Integration Server の証明書のバックアップコピーを保存する必要があることを示します。既定では、データは %ProgramData%\Kaspersky Lab\VIISLA\Backup\VIISData(1) フォルダーに保存されます。フォルダー名の番号は、アップデートが行われるたびに増加します。[--backupFolder]を使用して、このデータを保存するパスを選択できます:

  • --backupFolder=<フォルダーへのパス> は、定義データベースのバックアップコピーと、以前にインストールした Integration Server の設定および証明書が保存されるフォルダーへのパスです。

    オプションのパラメータ。パスが指定されていない場合、データは既定のフォルダーに保存されます。

Kaspersky Security コンポーネントのインストールとアップデートに使用できるすべてのコマンドラインパラメータの説明を表示するには、--help パラメータを使用します。

Integration Server と Integration Server コンソールのアップデートには時間がかかります。

アップデートが完了すると、Kaspersky Security Center 管理コンソールの[監視]タブの[管理サーバー <サーバー名>]ノードのワークスペースにある[導入]セクションに、[Kaspersky Security for Virtualization <バージョン番号> Light Agent の管理]が表示されます(<バージョン番号> は、Kaspersky Security ソリューションのアップデートバージョンの番号です)。このリンクを使用して Integration Server コンソールを開始します。

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