Integration Server と Integration Server コンソールのインストール

2024年1月25日

ID 255958

Integration Server と Integration Server コンソールは、ローカル管理者グループに属するアカウントにインストールする必要があります。

インストールには、フォルダー「%ProgramData%」のあるインストール先ドライブに 4 GB 以上の空き容量が必要です。

Integration Server と Integration Server コンソールをインストールする手順は、Kaspersky Security ソリューションの管理に使用する Kaspersky Security Center のバージョンによって異なります:

  • Windows ベースの Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Security を管理する場合は、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、Integration Server および Integration Server コンソールをインストールすることを推奨します。Integration Server は、Kaspersky Security Center の管理サーバーがインストールされているデバイスにインストールする必要があります。Integration Server コンソールは、Kaspersky Security Center 管理コンソールがインストールされているデバイスにインストールする必要があります。

    Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して、対話モードまたはサイレントモードでインストールを実行できます。

    Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードには、Microsoft .NET Framework 4.6.2 以降が必要です。Microsoft .NET Framework プラットフォームを事前にインストールするか、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードで Kaspersky Security ソリューションコンポーネントのインストール中に Microsoft .NET Framework プラットフォームをインストールするかどうかを確認するメッセージが表示された時にインストールします。Microsoft .NET Framework をインストールするには、インターネットアクセスが必要です。Microsoft .NET Framework のインストールで問題が生じる場合、Windows 更新プログラム KB2919442 および KB2919355 がデバイスにインストールされていることを確認してください。

    デバイスにどの Kaspersky Security Center コンポーネントがインストールされているかに応じて、インストール中に次の処理が実行されます:

    • Kaspersky Security Center 管理コンソールのみがデバイスにインストールされている場合、Integration Server コンソールがインストールされます。
    • Kaspersky Security Center 管理サーバーと Kaspersky Security Center 管理コンソールがデバイスにインストールされている場合は、Integration Server と Integration Server コンソールもインストールされます。

    Integration Server コンソールのインストールが完了すると、Kaspersky Security Center 管理コンソールの[監視]タブの[管理サーバー <サーバー名>]ノードのワークスペースに、[導入]セクションに[Kaspersky Security for Virtualization <バージョン番号> Light Agent の管理](<バージョン番号> は、Kaspersky Security ソリューションのインストールされているバージョンの番号です)が表示されます。このリンクを使用して Integration Server コンソールを開始します。

  • Linux ベースの Kaspersky Security Center を使用して Kaspersky Security を管理する場合、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードを使用して Integration Server と Integration Server コンソールをインストールすることはできません。Integration Server と Integration Server コンソールは、Kaspersky Security Center コンポーネントに関係なく、Windows オペレーティングシステムを実行しているデバイスにインストールする必要があります。インストールは手動で実行されます。

    インストールが完了したら、Integration Server コンソールのインストールフォルダーにある実行ファイルを使用して Integration Server コンソールを起動できます。

Integration Server を正常にインストールするには、ネットワーク機器またはトラフィック監視ソフトウェアの設定で、SVM と Light Agent が Integration Server に接続する際に、ポートを使用して接続することを許可する必要があります。既定では、ポート番号 7271(TCP)が使用されます。

Integration Server をインストールする場合、Kaspersky Security バージョン 5.2 以降(Kaspersky Security 5.2.1 アップデートを含む)で動作するために使用されていた Integration Server の削除中に保存されたデータが使用される場合があります。

Kaspersky Security ソリューションのアップデートの一部として Integration Server をインストールする手順は、このセクションで説明する「クリーン」インストール手順とは異なります。

このセクションの内容:

ウィザードの対話モードを使用したインストール

ウィザードを使用したサイレントモードでのインストール

手動でインストールする

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