SVM イメージの選択

2024年1月25日

ID 256123

このステップでは、ハイパーバイザーに導入する SVM イメージファイルを指定します。SVM イメージファイルと SVM イメージ記述ファイル(XML 形式)は、同じフォルダー内に置かれている必要があります。別の種別のハイパーバイザーに Protection Server をインストールする場合、ハイパーバイザーのそれぞれの種別用の SVM イメージファイルと SVM イメージ記述ファイルが同じフォルダー内に置かれている必要があります。

SVM イメージを指定するには、[参照]をクリックし、表示されたウィンドウで SVM イメージ記述ファイル(XML 形式)を選択します。

ファイルを選択すると、ボタンの左側のフィールドにファイルの完全パスと名前が表示されます。ウィザードは、自動的に必要な SVM イメージファイルを選択します:

  • Microsoft Windows Server(Hyper-V)ハイパーバイザーへの導入は VHDX ファイル。
  • Citrix Hypervisor への導入は XVA ファイル。
  • VMware ESXi ハイパーバイザーへの導入は OVA ファイル。
  • KVM ハイパーバイザー上(OpenStack Platform、Astra Linux プラットフォーム、または TIONIX Cloud Platform 上で実行される KVM ハイパーバイザー上を含む)、Proxmox VE ハイパーバイザー上、R-Virtualization ハイパーバイザー上、HUAWEI FusionCompute CNA ハイパーバイザー上、Nutanix AHV ハイパーバイザー上、または ALT Virtualization Server プラットフォームの基本的なハイパーバイザー上に導入するための QCOW2 ファイル。

このウィンドウには、選択した SVM イメージに関する次の情報が表示されます:

  • 開発元]は、SVM にインストールされているソリューションの開発元の名前です。
  • 発行元]は、SVM にインストールされているソリューションの発行元の名前です。
  • ソリューション名]は、SVM にインストールされているソリューションの名前です。
  • SVM バージョン]は、SVM イメージのバージョン番号です。
  • 説明]は、SVM イメージの簡単な説明です。
  • 仮想ディスクサイズ]は、SVM の導入に必要なディスク容量です。

ウィザードによって、イメージの正当性が検証されます。検証結果が、ウィンドウに次のように表示されます:

  • イメージを信頼できる場合、[発行元]に「AO Kaspersky Lab」と表示されます。
  • イメージの信頼性が認証されていない場合は、ウィンドウの上部にエラーメッセージが表示され、[発行元]フィールドに不明と表示されます。

イメージを信頼できると検証できなかった場合、SVM の導入には別のイメージを使用することを推奨します。これを行うには、Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードまたはカスペルスキーの Web サイトを使用して、SVM 導入に必要なファイルを含むアーカイブを再ダウンロードする必要があります。

SVM イメージの完全性チェック]セクションには、ハイパーバイザーの種別ごとの SVM イメージファイルの完全性チェックの検証結果が表示されます。完全性チェックが実行されなかった場合は、[検証されていません]というメッセージが表示されます。

SVM イメージファイルを検証することを推奨します。検証を実行するには、[SVM イメージの完全性チェック]セクションで、[検証]をクリックします。検証結果が、ウィンドウに次のように表示されます:

  • イメージファイルの完全性チェックでファイルが変更されていないことが確認されると、「有効」というメッセージが表示されます。
  • 発行元からエンドユーザーへの送信中にイメージファイルが修正されたり破損したりした場合、またはイメージ形式がサポートされていない場合、ウィンドウの上部にエラーメッセージが表示されます。[SVM イメージの完全性チェック]セクションには、検知された問題に関する情報が表示されます。

SVM イメージの完全性チェックがエラーで終了した場合、SVM の導入には別のイメージを使用することを推奨します。これを行うには、 Kaspersky Security コンポーネントのインストールウィザードまたはカスペルスキーの Web サイトを使用して、SVM 導入に必要なファイルを含むアーカイブを再ダウンロードする必要があります。

イメージの正当性を検証できなかったか、イメージファイルの完全性チェックでイメージが変更されていないことが確認できた場合、ウィザードの次のステップに進みます。

イメージを信頼できることを検証できなかったり、イメージファイルの完全性チェックを未実行またはエラーで終了した場合、想定されるリスクを受容できる場合のみ、選択した SVM イメージの導入を行うためにウィザードの次のステップに進むことができます。この場合、ウィンドウの下部のチェックボックスをオンにする必要があります。

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