製品のモード:スタンダード、EDR Agent、Light Agent

2025年1月15日

ID 293233

Kaspersky Endpoint Security for Windows は、多くのカスペルスキーのソリューションの一部です。ソリューションに応じて、製品のモードを選択する必要があります。

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標準モード

これは本製品のメインのモードであり、既定のモードとなります。Kaspersky EPP(Endpoint Protection Platform)ソリューションの一部として、このモードで本製品をインストールできます。たとえば、標準モードの Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Endpoint Security for Business の一部です。Kaspersky Endpoint Security は、様々な脅威、ネットワーク攻撃、詐欺からワークステーションとサーバーを包括的に保護します。

EDR Agent

このモードでは、Kaspersky Detection and Response ソリューションをサードパーティ製 EPP ソリューションとともに導入できます。Detection and Response ソリューションには、Kaspersky Managed Detection and Response(MDR)と Kaspersky Anti Targeted Attack Platform(KATA)が含まれます。EDR Agent は、カスペルスキーの SIEM ソリューションである Kaspersky Unified Monitoring and Analysis Platform(KUMA)もサポートします。

このモードでは、ファイル脅威対策やウェブ脅威対策などの標準の保護機能は使用できません。コンピューターの標準の保護は、サードパーティ製 EPP ソリューションにより提供されます。EDR Agent は、これらのコンピューターで実行されているプロセス、開かれているネットワーク接続、変更されているファイルを継続的に監視し、Detection and Response ソリューションと連携します。

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Light Agent

このモードは仮想環境を保護するために使用されます。Light Agent モードの Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Hybrid Cloud Security ソリューションの一部です。Light Agent は、ワークステーション用およびサーバー用のゲストオペレーティングシステムを搭載した仮想マシンを保護します。このモードでは、標準モードと同じ保護機能および管理コンポーネントを使用できます。違いは、個別の仮想マシンである SVM(Secure Virtual Machine)にインストールされた特別なソリューションのコンポーネントによって、オブジェクトがスキャンされてウイルスやその他のマルウェアが検知されることです。したがって、Light Agent は仮想マシンのリソースではなく、SVM のリソースを使用してインフラストラクチャのセキュリティを確保します。

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