Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの前回のアップデートのロールバック
Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの前回のアップデートのロールバック
2024年8月2日
ID 255673
Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの初回アップデート後に、定義データベースとアプリケーションモジュールを旧バージョンにロールバックする(戻す)機能が有効になります。
Protection Server で定義データベースのアップデートが開始されるたびに、Kaspersky Security は既存の定義データベースとアプリケーションモジュールのバックアップコピーを作成し、その後アップデートを実行します。これにより、必要に応じて定義データベースやアプリケーションモジュールを以前のバージョンに戻すことができます。アップデートをロールバックする機能は、定義データベースの新しいバージョンに無効な署名が含まれていたことによって、Kaspersky Security が安全なアプリケーションをブロックしてしまうような場合に役立ちます。
Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートのロールバックは、次のように実行されます:
- Protection Server コンポーネントは、SVM 上の Kaspersky Security 定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートをロールバックします。1 つ以上の SVM 上の定義データベースとアプリケーションモジュールの最後のアップデートをロールバックできます:
- SVM 上の最新の定義データベースアップデートは、Protection Server の定義データベースアップデートロールバックタスクを使用してロールバックされます。タスクは Kaspersky Security Center から開始され、SVM で実行されます。
- SVM 上のアプリケーションモジュールのアップデートをロールバックするためにはスクリプトが使用されます。
SVM 上の定義データベースとアプリケーションモジュールの最新のアップデートをロールバックすると、Protection Server は SVM 上のフォルダーにある Light Agent 定義データベースのアップデートもロールバックします。Protection Server は、アップデートが必要であることを示すイベントを Light Agent に送信します。
- 定義データベースとアプリケーションモジュールのアップデートが SVM 上でロールバックされると、Kaspersky Endpoint Security for Linux の特別なローカルアップデートタスクが、この SVM に接続されている Light Agent 上で自動的に起動されます。このタスクでは、SVM 上のフォルダーがアップデート元として指定されます。
アップデートタスクにより、Light Agent は以前の Kaspersky Security 定義データベースのセットの使用に切り替わります。
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