Kaspersky Security 配布キットに含まれるツールとスクリプトの使用
Kaspersky Security 配布キットに含まれるツールとスクリプトの使用
2024年8月2日
ID 98765
Kaspersky Security の動作エラーの原因を分析する目的で、テクニカルサポート担当者から Kaspersky Security 配布キットに含まれる次のツールの使用を要求されることがあります:
- ai_config:SVM の設定を、設定データベース形式からテキストファイル形式に変換したり、テキストファイル形式から設定データベース形式に戻すためのツールです。
- cleanUpdateShare.sh:SVM から古いバージョンの Light Agent の定義データベースを削除するためのスクリプトです。
- configure.sh:SVM の管理、設定の表示、および SVM の再構成を行うためのスクリプトです。SVM 管理ウィザードによって、
klconfig
アカウントを使用して SVM を再構成するために使用されます。 - dump_ods_scan_queue、dump_ods_scan_queue.sh:現在のスキャンタスクの待機中のキューを表示するツールです。
- eventlog_client、eventlog_client.sh:Kaspersky Security Center に送信するイベントを生成するツールです。
- firewall.sh:ネットワークエージェントに接続するポートを開くためのスクリプトです。
- first_boot.sh:SVM の最初の起動時に SVM を再構成するためのスクリプトです。
- get_used_mem.sh:メモリの使用状況の統計情報を表示するスクリプトです。
- kvp_read:Hyper-V KVP Exchange ストレージからのハイパーバイザーの共有データを表示するツールです。
- la-kvm-guest:KVM ゲストサービスを管理するための init.d スクリプトです。
- la-scanserver:scanserver サービスを管理するための init.d スクリプトです。
- managenet.sh:ネットワークインターフェイスを管理するためのスクリプトです。
- on_product_install.sh:SVM の導入時に 1 回だけ使用する SVM の設定を可能にするスクリプトです。
- sfw:Linux オペレーティングシステムの Netfilter ファイアウォール管理するためのツールです。
- show_inventory、show_inventory.sh:Protection Server が Integration Server から受信した仮想インフラストラクチャインベントリに関する情報を表示するためのツールです。
- show_virt_info、show_virt_info.sh:仮想マシンに関する情報(例:BIOS のバージョンやハイパーバイザーの情報など)を表示するためのツールです。
- snmp.sh:SVM 上で SNMP 監視を有効または無効にするためのスクリプトです。
- storage_util:Kaspersky Security 定義データベースのアップデートに使用されるデータ保管領域を管理するためのツールです。
- patch_detector.pl:指定したフォルダーでソフトウェアモジュールのアップデートを検索したり、そのアップデートをインストールするために KSV Patch Installer を実行するスクリプトです。
- patch_installer.pl は、tar.gz ファイルから Kaspersky Security モジュールのアップデートをインストールするためのスクリプトです。
- patch_list.pl は、SVM にインストールされている Kaspersky Security モジュールアップデートのリストを XML 形式で生成するためのスクリプトです。
- patch_rollback.pl は、インストールされている最新の Kaspersky Security モジュールアップデートをロールバックするためのスクリプトです。
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