ローカルのシステムタスクのスケジュールによる開始の設定

2022年2月15日

ID 146621

ポリシーを使用して、管理グループの各保護対象デバイスで、ローカルで設定されたスケジュールに基づくローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクおよびアップデートタスクの起動を許可またはブロックできます:

  • 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって禁止される場合、これらのタスクは保護対象デバイス上でスケジュールどおりに実行されません。ローカルシステムタスクは手動で開始できます。
  • 特定の種類のローカルシステムタスクの開始スケジュールがポリシーによって許可されている場合、これらのタスクは、このタスクに対してローカルに設定されたスケジュールパラメータに従って実行されます。

既定では、ローカルシステムタスクの開始はポリシーによって禁止されています。

アップデートまたはオンデマンドスキャンが Kaspersky Security Center グループタスクによって管理されている場合、ローカルシステムタスクの開始を許可しないことをお勧めします。

グループアップデートまたはオンデマンドスキャンタスクを使用しない場合は、ポリシーでローカルシステムタスクの開始を許可します。Kaspersky Security for Windows Server は既定のスケジュールに従って定義データベースおよびモジュールのアップデートを実行し、すべてのローカルシステムのオンデマンドスキャンタスクを開始します。

ポリシーを使用して、次のローカルのシステムタスクに対するスケジュールによる開始を許可またはブロックできます:

  • オンデマンドスキャンタスク:簡易スキャン、隔離のスキャン、オペレーティングシステムの起動時にスキャン、アプリケーションの整合性チェック、ベースラインに基づくファイル変更監視。
  • アップデートタスク:定義データベースのアップデート、ソフトウェアモジュールのアップデート、アップデートのコピー。

保護対象デバイスが管理グループから除外される場合、システムタスクのスケジュールは自動的に有効になります。

Kaspersky Security for Windows Server のシステムタスクのスケジュールによる開始をポリシーで許可またはブロックするには、次の手順を実行します:

  1. 管理コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、目的のグループを展開し、[ポリシー]タブを選択します。
  2. ポリシー]タブで、保護対象デバイスのグループでの Kaspersky Security for Windows Server システムタスクのスケジュールによる開始を設定するポリシーのコンテキストメニューを開き、[プロパティ]を選択します。
  3. ポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]セクションを開きます。[システムタスクの実行]セクションで[設定]をクリックして、次のように実行します:
    • オンデマンドスキャンタスクの実行を許可]と[アップデートタスクとアップデートのコピータスクの実行を許可]をオンにし、リストのタスクに対するスケジュールによる開始を許可します。
    • オンデマンドスキャンタスクの実行を許可]と[アップデートタスクとアップデートのコピータスクの実行を許可]をオフにし、リストのタスクに対するスケジュールによる開始を無効にします。

    チェックボックスをオンにしてもオフにしても、この種のローカルカスタムタスクの開始設定に影響はありません。

  4. 設定するポリシーがアクティブで、選択された保護対象デバイスのグループに適用されることを確認します。
  5. OK]をクリックします。

スケジュールによるタスクの開始設定の内容が、選択したタスクに適用されます。

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