Kaspersky Security for Windows Server 機能へのパスワードで保護されたアクセス
ユーザー権限の設定によって、アプリケーション管理や登録されたサービスへのアクセスを制限できます。Kaspersky Security for Windows Server 設定でパスワードによる保護を設定して、重要な操作をさらに保護することもできます。
次のアプリケーション機能にアクセスしようとすると、Kaspersky Security for Windows Server はパスワードを要求します:
- アプリケーションコンソールへの接続
- Kaspersky Security for Windows Server のアンインストール
- Kaspersky Security for Windows Server コンポーネントの変更
- コマンドラインによるコマンドの実行
Kaspersky Security for Windows Server インターフェイスでは、指定したパスワードは画面にそのまま表示されません。パスワードを入力するとチェックサムが計算され、パスワードが保存されます。
パスワードで保護するアプリケーションの設定をエクスポートおよびインポートできます。保護対象アプリケーション設定をエクスポートすると作成される設定ファイルには、パスワードチェックサムおよびパスワード文字列の空白を埋めるために使用される修飾子の値が含まれています。
設定ファイルのチェックサムや修飾子は変更しないでください。手動で変更されたパスワードによる保護の設定をインポートすると、アプリケーションへのアクセスが完全にブロックされる場合があります。
Kaspersky Security for Windows Server 機能へのアクセスを保護するには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス] - [ポリシーとプロファイル]の順に選択します。
- 設定するポリシー名をクリックします。
- 表示されたポリシーのプロパティウィンドウで、[アプリケーションの設定]タブを選択します。
- [アプリケーションの設定]セクションを選択します。
- [アプリケーションの設定]セクションの[セキュリティ]セクションで、[設定]をクリックします。
- [パスワードによる保護の設定]セクションで、[パスワードによる保護を適用する]をオンにします。
- [パスワード]で、Kaspersky Security for Windows Server 機能へのアクセスを保護するために使用するパスワードを入力します。
- [OK]をクリックします。
指定された設定が保存されます。保護対象機能へのアクセスに、指定したパスワードが要求されるようになります。
このパスワードは復元できません。パスワードを紛失すると、アプリケーションをまったくコントロールできなくなります。また、保護対象デバイスからアプリケーションをアンインストールできなくなります。
パスワードはいつでもリセットできます。リセットするには[パスワードによる保護を適用する]をオフにして、変更内容を保存します。パスワードによる保護が無効になり、古いパスワードのチェックサムが削除されます。新しいパスワードを使用して、パスワード作成プロセスを繰り返します。