オンデマンドスキャンタスクの統計情報
オンデマンドスキャンタスクの実行中は、タスクが開始されてから処理されたオブジェクト数に関する情報を表示できます。
タスクが一時停止中であっても、この情報は使用できます。タスク実行ログで、タスクの統計情報を表示できます。
オンデマンドスキャンタスクの統計情報を表示するには:
- アプリケーションコンソールツリーで、[オンデマンドスキャン]フォルダーを展開します。
- 統計情報を表示するオンデマンドスキャンタスクを選択します。
選択したフォルダーの詳細ペインにある[統計情報]セクションに、タスクの統計情報が表示されます。
タスクが開始されてから Kaspersky Security for Windows Server によって処理されたオブジェクトに関する情報を表示できます(次の表を参照)。
オンデマンドスキャンタスクの統計情報
フィールド | 説明 |
---|---|
検知 | 検知されたオブジェクトの数。たとえば、Kaspersky Security for Windows Server が 5 つのファイルから 1 つの悪意のあるオブジェクトを検知した場合、このフィールドの値が 1 つ加算されます。 |
感染などの問題があるオブジェクトの検知 | 検知され、感染として分類されたオブジェクトの数、または侵入者がデバイスや個人情報に損害を与える目的で使用する可能性がある正規のソフトウェアとして分類されたファイルの検知数(スキャンの範囲から除外されていない場合)。 |
感染の可能性があるオブジェクトの検知 | Kaspersky Security for Windows Server が感染の可能性を検知したオブジェクトの数。 |
駆除されていないオブジェクト | 次の理由により、駆除されなかったオブジェクトの数:
|
隔離されていないオブジェクト | 隔離に移動しようとしたが、ディスク容量不足などにより移動できなかったオブジェクトの数。 |
削除されていないオブジェクト | 削除しようとしたが、オブジェクトへのアクセスが他のアプリケーションによってブロックされたなどの理由で削除できなかったオブジェクトの数。 |
スキャンされていないオブジェクト | スキャンしようとしたが、オブジェクトへのアクセスが他のアプリケーションによってブロックされたなどの理由でスキャンできなかったオブジェクトの数。 |
バックアップされていないオブジェクト | バックアップにコピーを保存しようとしたが、ディスク容量不足などにより保存できなかったオブジェクトの数。 |
処理エラー | 処理がエラーになったオブジェクトの数。 |
駆除されたオブジェクト | 駆除されたオブジェクトの数。 |
隔離済み | 隔離されたオブジェクトの数。 |
バックアップ済み | バックアップに保存されたオブジェクトコピーの数。 |
削除されたオブジェクト | 削除されたオブジェクトの数。 |
パスワードで保護されているオブジェクト | パスワードで保護されていたため、スキップされたオブジェクト(アーカイブなど)の数。 |
破損しているオブジェクト | フォーマットが破損していたため、スキップされたオブジェクトの数。 |
処理されたオブジェクト | 処理されたオブジェクトの合計数。 |
オンデマンドスキャンタスクの統計情報を選択したタスク実行ログに表示するには、詳細ペインの[管理]セクションにある[実行ログを開く]をクリックします。
タスクの完了時には、タスク実行ログの[イベント]タブに記録されているイベントを手動で処理してください。