ステップ 4(オプション):Kaspersky CyberTrace サービスルールの RSA NetWitness へのインポート

2024年4月11日

ID 167810

Kaspersky CyberTrace の配布キットでは、ディレクトリ integration/rsa/additional_elements にファイル CyberTrace_Rules.zip があります。このファイルには、レポート、アラート、およびダッシュボードの作成に使用できるルール一式が含まれています。

Kaspersky CyberTrace サービスルールを RSA NetWitness にインポートするには:

  1. RSA NetWitness のメニューで、[Dashboard]→[Reports]の順に選択します。

    RSA NetWitness 11 の場合は、[Monitor]→[Reports]の順に選択します。

  2. Settings]スプリットボタン(RSA NetWitness の[Settings]スプリットボタン。)をクリックし、[Import]を選択します。

    RSA NetWitness の[Settings](歯車)スプリットボタン →[Import]メニュー項目。

    ルールのインポート

  3. ファイル CyberTrace_Rules.zip を選択します。
  4. Import Rule]ウィンドウで、[Rule]と[List]をオンにします。

    ファイル CyberTrace_Rules.zip を初めてインポートする場合は、これらのチェックボックスはオフのままでも構いません。

  5. Import]をクリックします。

    RSA NetWitness の[Import Rule]ウィンドウ。

    Kaspersky CyberTrace サービスルールのインポート

以下の表に、RSA NetWitness にインポートされるルールが記載されています。

ルール

Description

CyberTrace Detect Botnet

Kaspersky CyberTrace サービスから送信された、ボットネットカテゴリがある検知イベントを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • url
  • checksum
  • ip.src
  • user.src
  • event.source

CyberTrace Detect Malware Hash

Kaspersky CyberTrace サービスから送信されたハッシュ検知イベントを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • virusname
  • checksum
  • ip.src
  • user.src
  • event.source

CyberTrace Detect Malware IP

Kaspersky CyberTrace サービスから送信された IP アドレス検知イベントを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • virusname
  • ip.dst
  • ip.src
  • user.src
  • event.source

CyberTrace Detect Malware URL

Kaspersky CyberTrace サービスから送信された URL 検知イベントを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • virusname
  • url
  • ip.src
  • user.src
  • event.source

CyberTrace Detect Stat

検知プロセスに関与するすべてのカテゴリを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • virusname

CyberTrace Service events

Kaspersky CyberTrace サービスから送信されたサービスイベントを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • action
  • msg

CyberTrace Top 10 IP

検知された上位 10 個の IP アドレスを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • kl.detected

CyberTrace Top 10 URL

検知された上位 10 個の URL を選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • url

CyberTrace Top 10 Hash

検知された上位 10 個のハッシュを選択します。

以下のフィールドが選択されます:

  • checksum

CyberTrace Detected users

ユーザーごとの検知イベント数を計算します。

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