ステップ 6:System Monitor Agent へのログソースの追加

2024年4月11日

ID 183792

このセクションでは、Kaspersky CyberTrace に関係する新しいログソースが LogRhythm に表示されるように実行する操作について説明します。既に LogRhythm が適切に構成されている場合は、LogRhythm に新しいログソースが表示され、すべてが指定通りであることを確認する必要があるだけのため、操作を実行する必要はありません。

Kaspersky CyberTrace に関係するログソースを LogRhythm に追加するための条件を作成するには:

  1. LogRhythm Console を実行します。
  2. Deployment Manager]→[System Monitors]の順に選択します。
  3. 選択したエージェントを右クリックして、コンテキストメニューの[Properties]をクリックします。

    LogRhythm の[Deployment Manager]ウィンドウ。ショートカットメニュー。

    エージェントのコンテキストメニュー

    System Monitor Agent Properties]ウィンドウが表示されます。

  4. Syslog and Flow Settings]タブを選択します。
  5. Enable Syslog Server]をオンにします。

    LogRhythm の[System Monitor Agent Properties]ウィンドウ。

    System Monitor Agent Properties]ウィンドウ

  6. OK]をクリックします。
  7. Windows ファイアウォールをオフにするか、またはファイアウォールに除外を追加することにより、受信 SYSLOG イベントを受信できるようになります。
  8. Deployment Manager]→[Data Processors]→[Properties]→[Advanced]の順に選択します。

    Data Processor Advanced Properties]ウィンドウが表示されます。

  9. 表で、次の項目を選択します。プロパティ名は[Name]列にあり、[Value]列には選択したチェックボックスが表示されています:
    • AutomaticLogSourceConfigurationNetFlow
    • AutomaticLogSourceConfigurationsFlow
    • AutomaticLogSourceConfigurationSNMPTrap
    • AutomaticLogSourceConfigurationSyslog

    LogRhythm の[Data Processor Advanced Properties]ウィンドウ。

    Data Processor Advanced Properties]ウィンドウ

  10. OK]をクリックします。
  11. 必要に応じて、LogRhythm を再起動します。

    LogRhythm は、再起動が必要であるかどうかを通知します。

Kaspersky CyberTrace がイベントを送信した後、[Log Sources]タブに新しい項目が表示されます。

新しいログソースを受け入れるには:

  1. 新しい項目を右クリックして、[Actions]→[Resolve Log Source Hosts]の順に選択します。
  2. 新しい項目をダブルクリックします。

    Log Source Acceptance Properties]ウィンドウが表示されます。

    LogRhythm の[Log Source Acceptance Properties]ウィンドウ。

    Log Source Acceptance Properties]ウィンドウ

  3. プロパティを編集します:
    • ログソースホストを指定します。
    • ログソースタイプとして[Kaspersky CyberTrace]を指定します。
    • ステップ 4 で追加した[MPE]ポリシーを指定します。
  4. OK]をクリックします。
  5. 不明なログソースホストは使用できないことを示すエラーメッセージが表示された場合、次のようにして新しいエンティティを追加します:
    1. LogRhythm Console で、[Entities]タブを選択します。
    2. New Child Entity]ツールバーボタンをクリックします。

      LogRhythm の[New Child Entity](プラス)。

    3. 表示される[Entity Properties]ウィンドウで、エンティティのプロパティを指定します。

      LogRhythm の[Entity Properties]ウィンドウ。

      エンティティ名は一意かつ空でないようにする必要があります。その他のエンティティのプロパティは任意にできます。

    4. OK]をクリックします。
    5. 作成したエンティティをログソースホストとして使用して、ステップ 3 の操作を繰り返します。
  6. Action]をオンにします。
  7. ログソースを右クリックして、[Actions]→[Accept]→[Defaults]の順に選択します。

    LogRhythm の[Actions]→[Accept]→[Defaults]ショートカットメニュー項目。

    ログソースのコンテキストメニュー

    LogRhythm Console の下の表に、新しいログソースが表示されます。

    [LogRhythm Console]ウィンドウ。

    新しいログソース

Kaspersky CyberTrace から受信したイベントのログ転送の無効化

Kaspersky CyberTrace から受信したイベントのログ転送を無効にして、受信したイベントが Kaspersky CyberTrace に転送されて戻されるという、イベントのループの回避が必要になる場合があります。

Kaspersky CyberTrace から受信したイベントのログ転送を無効化するには:

  1. Log Sources]タブで、Kaspersky CyberTrace に関連するログソースのチェックボックスをオンにします。
  2. ログソースを右クリックして、[Actions]→[Edit properties]の順に選択します。

    LogRhythm の[Edit Properties]ショートカットメニュー。

    Kaspersky CyberTrace]ログソースのプロパティの編集

  3. Log Message Source Properties]ウィンドウが表示されます。[Log Message Processing Mode]ドロップダウンリストで、[MPE Processing Enabled, Event Forwarding Disabled]を選択して[OK]をクリックします。

    LogRhythm の[Log Message Source Properties]ウィンドウ。

    [Log Message Processing Mode]の指定

MPE Processing Mode]列に、選択したログソースの[No Event Forwarding]が表示されます。

LogRhythm の[MPE Processing Mode]列。

MPE Processing Mode]列

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