ログファイルインジケーターの検索

2024年4月11日

ID 172900

ログファイルからインジケーターを検索するには、[Search]タブ→[Log file]タブの順に選択します。

スキャンのために Kaspersky CyberTrace に渡すログファイルはいずれも UTF-8 でエンコードする必要があります。ログファイルのエンコードが異なる場合は、これを必ず UTF-8 に変換してください。

Cyber​​Trace の[Search]→[Log file]タブ。

Log file]タブ

オブジェクトの検索

1 つ以上のログファイルを検索することができます。

ログファイル内のインジケーターを検索するには:

  1. 検索する必要があるログファイルを選択します。次のいずれかを実行してください:
    • Select files]をクリックしてからログファイルを選択します。
    • 色付きの領域にログファイルをドラッグします。
  2. Search]をクリックします。

検索結果が[Summary]セクションに表示されます。

フィードをログファイルとして検索に使用しないでください。スキャン結果には大量の一致数が含まれていて、役に立つ情報になりません。

検索結果

検索の実行後、CyberTrace Web は結果を[Summary]セクションに表示します。

Cyber​​Trace の[Summary]セクション。

Summary]セクション

検索結果は次のデータからなります:

  • 検索結果に関するサマリ情報:
    • 処理されたログファイルの数
    • 検知されたインジケーターの数
    • 処理された行の数
    • カテゴリごとの検知の数
  • 一致する上位 100 のインジケーターに関する情報
  • 検索結果に関するレポートをダウンロードするためのリンク

一致する上位 100 のインジケーターの項目ごとに、次の情報が表示されます:

  • チェックされたログファイル内の出現数
  • ログファイル名、および検知されたインジケーターを含んだ行

    3 行まで表示されます。検知されたインジケーターを含んだ行をさらに多く表示するには、[Show first 100 matches]をクリックします。

    検知されたインジケーターはその詳細な情報にハイパーリンクされています。

    この情報はインジケーターカードの下部の表に表示されます。

  • インジケーターに一致したフィードレコードのフィールド

    この情報はインジケーターカードの上部に表示されます。

ログファイルにインジケーターの情報がない場合は、そのことに関するメッセージが表示されます。

検索を実行した後で別のタブに切り替えた場合、検索結果は検索リクエスト履歴から得られます。

検索レポートのダウンロード

検索操作の結果に関するレポートをダウンロードすることができます。レポートは csv ファイルです。

レポートをダウンロードするには:

Download report]リンクを選択し、レポートの保存先にするディレクトリを指定します。

検索結果に関する完全なレポートには次のフィールドがあります:

  • file_name—ログファイルの名前
  • file_line—検知されたインジケーターを含んだ、ログファイル内の行
  • detected_indicator—検知されたインジケーター
  • category—検知されたインジケーターのカテゴリ
  • フィードからのコンテキストフィールド

検索レポートのファイルはディレクトリ httpsrv に保存されます。管理者(Windows の場合)またはルートユーザー(Linux の場合)だけにこのディレクトリを開く権限があります。

ログファイルからインジケーターを検索するための正規表現

CyberTrace Web はログファイルを解析してインジケーターを見つけるために、Kaspersky CyberTrace サービス設定情報ファイルで定義された正規表現を使用します。正規表現は、http_file_lookup という特別なイベントソースによって指定されます。

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