設定情報ファイルについて(フィードユーティリティ)
2024年4月11日
ID 174902
フィードユーティリティ では、設定情報ファイルから設定を読み取ります。
設定情報ファイルの編集
設定情報ファイルが存在しないか、またはこのセクションで指定するルールに従っていない場合、フィードユーティリティは開始せず、エラーメッセージを出力します。
潜在的な問題を回避するために、ファイルに変更を加える前にフィードユーティリティの設定情報ファイルのバックアップコピーを作成してください。フィードユーティリティの再構成後、Kaspersky CyberTrace が適切に動作しない場合は、設定情報ファイルをバックアップコピーで置き換えてください。
設定情報ファイルの場所(Linux)
Linux では、フィードユーティリティで使用される設定情報ファイルの名前は kl_feed_util.conf
で、ディレクトリ %service_dir%/etc
に置かれています。
設定情報ファイルの場所(Windows)
フィードユーティリティで使用される設定情報ファイルの名前は kl_feed_util.conf
で、フィードユーティリティバイナリファイル %service_dir%/bin
と同じディレクトリに置かれています。
エンコーディング要件
指定されているすべてのパスを含む、フィードユーティリティ設定情報ファイルは、UTF-8 エンコーディングにする必要があります。設定情報ファイルで非 ASCII 記号を使用しており、ファイルが UTF-8 エンコーディングではない場合、フィードユーティリティは開始しません。
大文字と小文字の区別
設定情報ファイルで使用されるすべての名前(例:パターン名、フィードフィールド)は、大文字と小文字の区別があります。
特殊文字の使用
フィードユーティリティ設定情報ファイルは XML ファイルです。XML マークアップ用として予約された文字(アンパサンド、山括弧、または引用符)を使用する必要がある場合、するには、[CDATA]セクションでこのような文字を使用して値を囲みます。
以下に、ファイル kl_feed_util.conf
内の[CDATA]セクションの例を示します:
<Example><![CDATA[parameter="value"]]></Example> |
絶対パスおよび相対パス
フィードユーティリティで使用されるディレクトリおよびファイルを定義する時には、絶対パスおよび相対パスを使用できます。相対パスを指定した場合、そのパスは、フィードユーティリティバイナリファイルを含むディレクトリから算出されます。