ディスク要件

2024年4月11日

ID 270376

ディスクの種別

ディスクの種別は、Kaspersky CyberTrace によって処理される 1 秒あたりのイベントの数(EPS)によって異なります:

  • EPS が 10,000 以下の場合は、ハードディスクドライブ(HDD)を使用できます。
  • EPS が 10,000 を超える場合は、ソリッドステートドライブ(SSD)を推奨します。

空きディスク容量

空きディスク容量は、次のデータに対して個別に計算されます:

  • システムファイル、統計情報、およびその他のサービスデータ。
  • 保存した検知。
  • レトロスキャンデータ。
  • インジケーター。

その後、得られた値が合計されて、合計値となります。

システムファイル、統計情報、およびその他のサービスデータ用のディスク容量

統計情報を保存する月ごとに約 1 GB の空きディスク容量が必要です(統計情報は最大 3か月間保存されます)。

保存した検知用のディスク容量

この値は次のように計算されます:

<ディスク容量> = <EPS> x <検知率> x <検知のサイズ> x 3600 x 24 x <統計情報の保存期間>

ここで:

  • <EPS>—Kaspersky CyberTrace によって処理される 1 秒あたりのイベントの数。
  • <検知率>—EPS に対する検知のおおよその割合。0.02% または 0.0002 に設定できます。
  • <検知のサイズ>—各検知イベントのおおよそのサイズ。2.5 KB に設定できます。
  • <統計情報の保存期間>レトロスキャンに使用されたイベントが保存される日数。

レトロスキャンデータ用のディスク容量

この値は次のように計算されます:

<ディスク容量> = <EPS> x <イベントサイズ> x 3600 x 24 x <レトロスキャンの保持時間>

ここで:

  • <EPS>—Kaspersky CyberTrace によって処理される 1 秒あたりのイベントの数。
  • <イベントサイズ>—保存された各イベントのおおよそのサイズ。0.25 KB に設定できます。
  • <レトロスキャンの保持時間>レトロスキャンの結果が保存される日数。

インジケーター用のディスク容量

この値は次のように選択されます:

  • デモ用のフィードを使用する場合、値は 0.37 GB です。
  • 一般的な製品版フィード一式を使用する場合、値は 6 GB です。
  • 使用するフィードを追加または削除すると、それに応じて値が増減します。

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