誤検知への対処

2024年4月11日

ID 254720

Kaspersky CyberTrace を使用すると、インジケーターおよび関連する検知を誤検知としてマーク付けしたり、[Dashboard]ページで誤検知の統計を表示または非表示にしたりできます。

インジケーターを誤検知としてマーク付けする

次の方法でインジケーターを誤検知としてマーク付けできます:

  • Indicators]ページで
  • 特定のインジケーターのページで

Indicators]ページでインジケーターを誤検知としてマーク付けするには:

  1. Kaspersky CyberTrace の Web ユーザーインターフェイスで、[Indicators]タブを選択します。
  2. インジケーターのリストテーブルで、次のいずれかを実行して、誤検知としてマーク付けするインジケーターを選択します:
    • テーブル左端の列にあるインジケーターのチェックボックスをオンにして、テーブルの上のバー CyberTrace の誤検知を追加および削除するためのバー。プラスアイコンが有効になっています。 に表示される 誤検知を追加するためのアイコン(四角形の中にプラス記号)。 をクリックします。
    • テーブルの[FP]列で フラグが無効であることを示すアイコン(白いフラグ)。 アイコンをクリックします。
  3. 表示されるダイアログボックスで、[Mark]ボタンをクリックしてアクションを確定します。

    対応するチェックボックスをオンにすることで、インジケーターとともに関連する検知も誤検知としてマーク付けできます。このチェックボックスは既定でオンになっています。

    CyberTrace の[Mark indicators as false positives]ウィンドウ。

    インジケーターを誤検知としてマーク付けする

誤検知としてマーク付けされたインジケーターは、インジケーターテーブルの[FP]列に フラグが有効であることを示すアイコン(灰色のフラグ)。 アイコンが表示されます。

特定のインジケーターのページでインジケーターを誤検知としてマーク付けするには:

  1. Indicators]ページで、誤検知としてマーク付けするインジケーターをクリックします。
  2. 表示されたインジケーターページで、[Mark as false positive]ボタンをクリックします。
  3. 表示されるダイアログボックスで、関連する検知のうち誤検知としてマーク付けするもののチェックボックスをオンにします。
  4. Save]をクリックします。

    インジケーターが誤検知としてマーク付けされます。

誤検知からのインジケーターの削除

次の方法で、誤検知からインジケーターを削除できます:

  • Indicators]ページで
  • 特定のインジケーターのページで

Indicators]ページでインジケーターを誤検知から削除するには:

  1. Kaspersky CyberTrace の Web ユーザーインターフェイスで、[Indicators]タブを選択します。
  2. インジケーターのリストテーブルで、次のいずれかを実行して、誤検知から削除するインジケーターを選択します:
    • テーブル左端の列にあるインジケーターのチェックボックスをオンにして、テーブルの上のバー CyberTrace の誤検知を追加および削除するためのバー。マイナスアイコンが有効になっています。 に表示される 誤検知を削除するためのアイコン(四角形の中にマイナス記号)。 をクリックします。
    • テーブルの[FP]列で フラグが有効であることを示すアイコン(灰色のフラグ)。 アイコンをクリックします。
  3. 表示されるダイアログボックスで、[Remove]ボタンをクリックしてアクションを確定します。

    対応するチェックボックスをオンにすることで、インジケーターとともに関連する検知も誤検知から削除できます。このチェックボックスは既定でオンになっています。

    CyberTrace の[Remove indicators from false positives]ウィンドウ。

    誤検知からのインジケーターの削除

誤検知としてマーク付けされていないインジケーターは、インジケーターテーブルの[FP]列に フラグが無効であることを示すアイコン(白いフラグ)。 アイコンが表示されます。

特定のインジケーターのページで誤検知からインジケーターを削除するには:

  1. Indicators]ページで、誤検知から削除するインジケーターをクリックします。
  2. 表示されたインジケーターページで、[Remove from false positives]ボタンをクリックします。
  3. 表示されるダイアログボックスで、必要に応じてチェックボックスをオンにして、関連する検知を誤検知から削除します。
  4. Save]をクリックします。

    インジケーターはもう誤検知としてマーク付けされていません。

誤検知としてマーク付けされたインジケーターおよび関連する検知のグラフ上での確認

インジケーターや関連する検知が誤検知としてマーク付けされているかどうかをグラフで確認するには:

  1. Graph]ページで、興味のあるノードをダブルクリックします。

    ノードに関する詳細情報が含まれるサイドパネルが右側で開きます。

  2. Is false positive:」という行を確認します。

    誤検知としてマーク付けされたインジケーターの場合は「Yes」と表示されます。

    誤検知としてマーク付けされていないインジケーターの場合は「No」と表示されます。

    CyberTrace の図表。誤検知インジケーターに関する情報。

    グラフ上の誤検知情報

グラフ上で、誤検知のインジケーターおよびそれに関連する誤検知の検知は、通常のインジケーターや検知とは区別され、次の図のように表示されます:

CyberTrace の図表。斜めの縞模様が入った黒い円で示された誤検知インジケーター。

グラフ上の誤検知のグラフィカルビュー

Indicators]ページでの誤検知のフィルタリング

Indicators]ページに表示される誤検知をフィルタリングするには:

  1. テーブルの[FP]列をクリックします。
  2. 表示されるダイアログボックスで、必要なチェックボックスをオンにします:
    • すべて選択
    • 誤検知
    • 誤検知ではない
  3. Apply]をクリックします。

    選択したインジケーターがページに表示されます。

[Detections]ページでの誤検知のフィルタリング

Detections]ページに表示される検知をフィルタリングするには:

  1. テーブルの[FP]列をクリックします。
  2. 表示されるダイアログボックスで、必要なチェックボックスをオンにします:
    • すべて選択
    • 誤検知
    • 誤検知ではない
  3. Apply]をクリックします。

    選択した検知がページに表示されます。

Dashboard]ページでの誤検知に関する統計の表示

Dashboard]ページで誤検知に関する統計を表示するには、[Show false positives]切り替えスイッチをオンにします。誤検知に関する統計は、[Statistics overview]セクション、[Supplier statistics]セクションとそのドーナツグラフ、および[Indicator statistics]セクションとそのドーナツグラフに表示されます。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。