ライセンスについて
2024年4月11日
ID 186803
このセクションでは、Kaspersky CyberTrace のライセンスレベルについて説明します。
製品版ライセンスレベルおよび Community Edition
Kaspersky CyberTrace ライセンスポリシーでは、次の 2 種類のライセンスを提供しています:
- Community Edition
これは、ライセンスなしで Kaspersky CyberTrace を使用できる制限ライセンスレベルです。このライセンスレベルに有効期限はありません。
ライセンスがインストールされていない場合、Community Edition ライセンスレベルが使用されます。
Community Edition ライセンスレベルには次の制限事項があります:
- マルチユーザーモードは使用できません。Kaspersky CyberTrace には、すべての操作を実行できる管理者ロールを持つ単一のアカウントがあります。
- 250 イベント/秒を超えないイベントが処理されます。
- すべてのフィードから 1,000,000 を超えないレコードを読み込むことができます。
- 製品版ライセンスレベル
このライセンスレベルは 1 つのライセンスで使用でき、様々な大企業シナリオに適しています。
ライセンスは、カスペルスキーのスペシャリストにより作成されます。ライセンスを取得するには、テクニカルアカウントマネージャー(TAM)にお問い合わせください。
ライセンスに含まれている情報
ライセンスはビットの並びであり、Kaspersky CyberTrace の特定のライセンスレベルを使用するように適用できます。
ライセンスには、次の情報が含まれています:
- ライセンスレベル
- 有効期限
- イベント/秒(EPS)の制限
- Kaspersky Threat Data Feeds から読み込むことができるインジケーターの合計数の制限
さらに、ライセンスには、検索機能、サードパーティのフィードの使用、マルチユーザーモード、マルチテナントモード、IOC エクスポートなどの使用可能な機能がリストされています。
ライセンスは、ディレクトリ %service_dir%/httpsrv/lic
に保存されています。ライセンスを管理するには、[Settings]→[Licensing]タブを使用します。
ライセンスの有効期限が切れるか、または切れる寸前の時、Kaspersky CyberTrace は通知を表示し、アラートイベントを送信します。
現在のライセンスと予備のライセンス
ライセンスには、現在のライセンスと予備のライセンスがあります。
現在のライセンスは、Kaspersky CyberTrace が現在使用しているライセンスです。Kaspersky CyberTrace は、2 つ以上の現在のライセンスを持つことができません。
予備のライセンスは、現在使用されていないライセンスです。予備のライセンスは、使用中の現在のライセンスの有効期限が切れた時に、自動的に現在のライセンスになります。予備のライセンスを追加できるのは、現在のライセンスが既に追加されている場合のみです。
Kaspersky CyberTrace は、ライセンスの有効期限に基づいて、使用する現在のライセンスを選択します。有効期限が切れていない単一のライセンスが存在する場合、このライセンスは現在のライセンスとして使用されます。有効期限が切れていない複数のライセンスが存在する場合、有効期限に最も近いライセンスが選択されます。すべてのライセンスの有効期限が切れた場合、Community Edition ライセンスレベルが使用されます。
ライセンスおよび DMZ
Kaspersky CyberTrace は、カスペルスキーにライセンス情報を送信しません。ライセンス機能は、DMZ に関係するシナリオで動作します。