デバイスハッキングの検知

2024年3月21日

ID 214555

Kaspersky Security Center Web コンソールでは、Android デバイスでのデバイスハッキング(root)および iOS デバイスでのジェイルブレイクを検知できます。ハッキングされたデバイスでは、システムファイルの保護が解除され、その結果、編集可能になってしまいます。さらに、提供元が不明なサードパーティのアプリをハッキングされたデバイスにインストールすることもできてしまいます。ハッキング試行を検知した場合、ただちにデバイスの正常動作を復元してください。

Kaspersky Endpoint Security for Android は次のサービスを使用して、ユーザーによるルート権限の取得を検知します:

  • Kaspersky Endpoint Security for Android の組み込みサービス。カスペルスキーのサービス(Kaspersky Mobile Security SDK)。モバイルデバイスユーザーが root 権限を取得したかどうかを確認します。
  • SafetyNet AttestationGoogle のサービス。オペレーティングシステムの整合性を確認し、デバイスのハードウェアおよびソフトウェアを分析し、その他のセキュリティ上の問題を特定します。SafetyNet Attestation の詳細は、Android のテクニカルサポートサイトを参照してください。

Kaspersky Security for iOS は、次のサービスを使用してジェイルブレイクを検知します:

  • Kaspersky Security for iOS の組み込みサービス。モバイルデバイスがジェイルブレイクされているかを確認するカスペルスキーのサービス(Kaspersky Mobile Security SDK)。

デバイスがハッキングされた場合は、通知を受信します。ハッキング通知は、Kaspersky Security Center Web コンソールの[監視とレポート]→ [ダッシュボード]タブで確認できます。また、イベント通知設定でハッキングについての通知を無効にすることもできます。

Android デバイスでは、デバイスがハッキングされた場合、デバイスでのユーザー操作を制限できます(デバイスのロックなど)。コンプライアンスコントロールを使用して、制限を設定できます。設定するには、[デバイスが root 化されています]の基準を使用してコンプライアンスルールを作成します。

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