アプリの機能
Kaspersky Endpoint Security で提供する主な機能は、次の通りです。
ウイルスやその他のマルウェアからの保護
アンチウイルスを使用して、ウイルスやその他のマルウェアからデバイスを保護します。
アンチウイルスは次の機能を実行します:
- デバイス全体、インストールされたアプリ、または選択されたフォルダーの脅威をスキャンする
- デバイスをリアルタイムで保護する
- 新しくインストールされたアプリを初めて起動する前にスキャンする
- 定義データベースをアップデートする
情報を収集し、処理する目的で送信するアプリがモバイルデバイスにインストールされている場合、Kaspersky Endpoint Security for Android によってマルウェアに分類される可能性があります。
盗難または紛失時のデバイスデータの保護
盗難対策は、不正なアクセスからデータを保護し、デバイスの紛失時や盗難時にデバイスを見つけるのに役立ちます。
盗難対策では、次の操作を遠隔で実行できます:
- デバイスをロックする。
ハッカーがデバイスロックを解除する可能性を防ぐために、Android 7.0 以降のモバイルデバイスでは、ユーザー補助機能サービスとして Kaspersky Endpoint Security を有効にしておく必要があります。
- デバイスのアラームを大音量で作動させる(デバイスの音量のオン/オフに関係なく)。
- デバイスの位置情報を取得する。
- デバイスに保存されているデータを消去する。
- 出荷時の既定値にリセットする。
- デバイスを使用している人物の顔写真をひそかに撮影する。
盗難対策の機能を有効にするには、Kaspersky Endpoint Security をデバイス管理者として有効にしておく必要があります。本アプリの初期設定時にデバイス管理者の権限を付与しなかった場合、該当の通知や、デバイスの設定(Android の[設定]→[セキュリティ]→[デバイス管理者])で Kaspersky Endpoint Security に管理者権限を付与できます(ご利用の端末によって、設定項目の表記が異なる場合があります)。
オンライン上の脅威からの保護
危険サイトブロックは、オンライン上の脅威から保護します。
危険サイトブロックは、悪意のあるコードを配信する Web サイトや、個人情報を盗んで金融機関のアカウントにアクセスする目的で設計されたフィッシングサイトをブロックします。危険サイトブロックは、Web サイトを開く前に、Kaspersky Security Network クラウドサービスを使用して、その Web サイトをスキャンします。詳細:
アプリ管理
企業のセキュリティ要件に応じて、リモート管理システムの管理者(以降、「管理者」)は、推奨されるアプリ、ブロックされるアプリ、必須のアプリのリストを作成します。アプリ管理を使用して、推奨アプリと必須アプリのインストール、アップデート、およびブロックされたアプリの削除を行います。
アプリ管理では、配布パッケージへの直リンクまたは Google Play へのリンクから、推奨アプリと必須アプリをデバイスにインストールできます。アプリ管理では、企業のセキュリティ要件に違反してブロックされているアプリを削除できます。
アプリ管理を正常に動作させるには、Kaspersky Endpoint Security をユーザー補助機能として設定しておく必要があります。本アプリの初期設定ウィザードでこのサービスを有効にしなかった場合、該当の通知や、デバイスの設定(Android の[設定]→[ユーザー補助]→[サービス])でユーザー補助機能サービスとして Kaspersky Endpoint Security を有効にできます(ご利用の端末によって、設定項目の表記が異なる場合があります)。
コンプライアンスコントロール
コンプライアンスコントロールは、企業のセキュリティ要件にデバイスが適合しているかどうかを自動的にチェックします。企業のセキュリティ要件に適合していない場合、次の情報が通知として表示されます:
- 違反の理由(たとえば、ブロック対象アプリがデバイスで検出された、定義データベースが最新ではない、など)。
- 違反を取り除く期限(例:24 時間)。
- 指定された期間内に違反を取り除かない場合にデバイスで実行される処理(例:デバイスのロック)。
- 企業のセキュリティ要件に従ってデバイスのルール違反を修正するために実行される処理。