Android デバイスでの VPN の設定(Samsung のみ)
Android デバイスでの VPN の設定(Samsung のみ)
Android デバイスを Wi-Fi ネットワークに安全に接続し、データ転送を保護するには、VPN(仮想プライベートネットワーク)を設定する必要があります。
VPN の設定は、Samsung デバイスでのみ編集可能です。
仮想プライベートネットワークを使用する時に考慮すべき要件は次の通りです:
- VPN 接続を使用するアプリは、ファイアウォール設定で許可しておく必要があります。
- ポリシーで指定された仮想プライベートネットワークの設定は、システムアプリケーションに適用することはできません。システムアプリケーションの VPN 接続は手動で設定する必要があります。
- VPN 接続を使用する一部のアプリケーションは、初回起動時に詳細設定を行う必要があります。設定を行うには、アプリケーション設定で VPN 接続を許可する必要があります。
ユーザーのモバイルデバイスで VPN を設定するには:
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、デバイスが属する管理グループを選択します。
- 選択したグループの作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- 任意の列をダブルクリックして、ポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、[Samsung KNOX の管理]→[Samsung デバイスの管理]セクションを順に選択します。
- [VPN]セクションで、[設定]をクリックします。
[VPN ネットワーク]ウィンドウが開きます。
- [接続種別]ドロップダウンリストで、VPN 接続の種別を選択します。
- [ネットワーク名]に、VPN トンネルの名前を入力します。
- [サーバーのアドレス]に、VPN サーバーのネットワーク名または IP アドレスを入力します。
- [DNS 検索ドメイン]に、DNS サーバー名に自動的に追加する DNS 検索ドメインを入力します。
DNS 検索ドメインは、空白で区切って複数指定できます。
- [DNS サーバー]に、VPN サーバーの完全ドメイン名または IP アドレスを入力します。
複数の DNS サーバーを空白で区切って指定できます。
- [ルーティング]に、VPN 接続を介してデータ交換を行うネットワークの IP アドレスの範囲を入力します。
IP アドレスの範囲を[ルーティング]に指定しない場合は、すべてのインターネットトラフィックが VPN 接続を通過することになります。
- さらに、IPSec Xauth PSK と L2TP IPSec PSK のネットワークタイプに対して次の設定を行います:
- [IPSec 共有鍵]に、プリセットされた IPSec 暗号鍵を入力します。
- [IPSec ID]に、モバイルデバイスのユーザーの名前を入力します。
- L2TP IPSec PSK ネットワークについては、[L2TP 暗号鍵]に L2TP 暗号鍵のパスワードを指定することもできます。
- PPTP ネットワークの場合は、[SSL 接続を使用する]を選択すると、アプリはモバイルデバイスが VPN サーバーに接続する時に、データ暗号化として MPPE(Microsoft Point-to-Point 暗号化)方式を使用してデータ転送を保護します。
- [適用]をクリックして、変更を保存します。
モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との次回の同期時に、デバイスに設定が適用されます。
この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。