モバイルデバイスでの通知の設定
これらのポリシー設定は、Android デバイスでのみ定義できます。
Kaspersky Endpoint Security for Android の通知をモバイルデバイスに表示したくない場合は、特定の通知を無効にできます。
Kaspersky Endpoint Security は次のツールを使用して、デバイスの保護ステータスを表示します:
- 保護ステータスの通知:この通知は通知バーにピン留めされています。保護ステータスの通知は削除できません。通知には、デバイスの保護ステータス(例:)と、問題がある場合は問題の数が表示されます。デバイスの保護ステータスをタップして、問題を一覧表示させることができます。
- アプリの通知:デバイスユーザーに本アプリの情報を通知します(例:脅威の検知)。
- ポップアップメッセージ:ポップアップメッセージは、デバイスのユーザーによる操作が必要な場合に表示されます(例:脅威の検知時に実行する処理)。
既定では、Kaspersky Endpoint Security for Android の通知はすべて有効になっています。
Android 13 では、初期設定ウィザードの実行中またはその後に、通知を送信する権限をデバイスユーザーが許可する必要があります。
Android デバイスのユーザーは、通知バーの設定で、Kaspersky Endpoint Security for Android からの通知をすべて無効にできます。通知を無効にすると、本アプリの動作が監視されないので、重要な通知を見逃してしまう場合もあります(Kaspersky Security Center とデバイスの同期が失敗した場合の情報など)。この場合、動作の状態を確認するには、Kaspersky Endpoint Security for Android を開く必要があります。
Kaspersky Endpoint Security for Android の動作に関するモバイルデバイス上の通知の表示を設定するには:
- ポリシーのプロパティウィンドウを開きます:
- Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[ポリシーとプロファイル]の順に選択します。開いたグループポリシーのリストで、設定するポリシーの名前をクリックします。
- Kaspersky Security Center Web コンソールまたは Cloud コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[モバイル]→[デバイス]の順に選択します。設定するポリシーの適用対象であるモバイルデバイスをクリックし、[アクティブなポリシーとポリシーのプロファイル]タブでポリシーを選択します。
- ポリシーのプロパティページで、[アプリケーション設定] → [通知とレポート]の順に選択します。
- [通知]セクションで、通知の表示を設定します:
- すべての通知とポップアップメッセージを非表示にするには、[Kaspersky Endpoint Security をバックグラウンドで実行している場合も通知を表示する]を切り替えスイッチでオフにします。
保護ステータスに関する通知のみが表示されるようになります。通知には、デバイスの保護ステータス(例:)と、問題の数が表示されます。また、ユーザーによるアプリの操作時(例:定義データベースを手動でアップデート)に通知を表示します。
カスペルスキーのエキスパートは、通知とポップアップメッセージの有効化を推奨しています。バックグラウンドモードで通知とポップアップメッセージを無効にすると、本アプリは脅威に関する警告をユーザーにリアルタイムで通知しなくなります。モバイルデバイスのユーザーがデバイスの保護ステータスを知るのは、本アプリを開いた時のみとなります。
- [ユーザーデバイスに表示するセキュリティ上の問題のリスト ]で、ユーザーのモバイルデバイスに表示する Kaspersky Endpoint Security for Android の問題を選択します。
- すべての通知とポップアップメッセージを非表示にするには、[Kaspersky Endpoint Security をバックグラウンドで実行している場合も通知を表示する]を切り替えスイッチでオフにします。
- [保存]をクリックして、ポリシーに加えた変更を保存し、ポリシーのプロパティウィンドウを終了します。
モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との次回の同期時に、デバイスに設定が適用されます。