Kaspersky Security Network との情報交換

2024年3月21日

ID 89961

リアルタイム保護を改善するため、Kaspersky Security for Mobile は次のコンポーネントの動作に対して Kaspersky Security Network クラウドサービスを使用します:

  • アンチウイルス:本アプリはカスペルスキーのオンラインナレッジベースへアクセスし、ファイルやアプリに関する評価の情報を取得します。定義データベースには追加されていないが、KSN では確認できる情報を持つ脅威に対して、このスキャンが実行されます。Kaspersky Security Network クラウドサービスにより、アンチウイルスの機能が制限なく発揮され、また誤検知の可能性も低減されます。
  • 危険サイトブロック:KSN から取得したデータを使用して、Web サイトが開かれる前にそのサイトに対してスキャンを実行します。また、Web サイトのカテゴリを判別し、許可するカテゴリとブロックするカテゴリのリストに基づいてユーザーのインターネットアクセスを制御します(たとえば、「インターネットコミュニケーション」カテゴリなど)。
  • アプリ管理:アプリのカテゴリを判別し、許可するカテゴリとブロックするカテゴリのリストに基づいて、企業のセキュリティ要件を満たさないアプリの開始を制限します(たとえば「ゲーム」カテゴリなど)。

アンチウイルスおよびアプリ管理の動作中、KSN を使用している時にカスペルスキーに送信されるデータの種別に関する情報は、使用許諾契約書に記載されています。使用許諾契約書の諸条項に同意すると、この情報の送信に同意したことになります。

危険サイトブロックの動作中、KSN を使用している時にカスペルスキーに送信されるデータの種別に関する情報は、データ処理に関する声明に記載されています。声明の諸条項に同意すると、この情報の送信に同意したことになります。

情報セキュリティの脅威、侵入の脅威、検知しにくい脅威の出現を(それぞれの発生源と共に)検知するため、デバイスで保存、処理される情報の保護を向上するため、Kaspersky Security Network に参加し、さらに統計情報を Kaspersky Security Network に送信するように設定できます。

本アプリのパフォーマンスの向上を目的として、KSN とデータを交換するには、次の条件を満たす必要があります:

  • Kaspersky Security Network に関する声明に管理者またはデバイスユーザーが同意する必要があります。ユーザーによる声明の同意を必要とする選択をした場合、ユーザーが使用する本アプリのメイン画面に、声明の条項への同意を要求する通知が表示されます。ユーザーは、本アプリの設定の[製品情報]セクションから声明に同意することもできます。

    声明にグローバルに同意することを選択した場合、Kaspersky Security Center を使用して同意する声明のバージョンが、ユーザーが同意済みである声明のバージョンと一致する必要があります。一致しない場合、ユーザーにその問題が通知され、管理者がグローバルに同意した声明と同じバージョンの声明への同意が要求されます。Kaspersky Security for Mobile (Devices) プラグインのデバイスステータスも、「警告」に変更されます。

  • グループポリシーの設定で、KSN への統計情報の送信を許可するように設定する必要があります。

Kaspersky Security Network への統計情報の送信はいつでも停止できます。Kaspersky Endpoint Security for Android モバイルアプリの動作中、KSN の使用時にカスペルスキーに送信されるデータの種別に関する情報は、使用許諾契約書に記載されています。

KSN へのデータ提供の詳細は、「データ提供」セクションを参照してください。

KSN へのデータの提供は任意です。必要に応じて、 KSN とのデータ交換を無効にすることができます。

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