同期の設定
同期の設定
モバイルデバイスを管理し、ユーザーのモバイルデバイスからレポートや統計情報を受信するには、同期を設定する必要があります。Kaspersky Security Center とモバイルデバイスの同期は、次のように実行されます:
- スケジュール:スケジュールに基づく同期は、HTTP プロトコルを使用して実行されます。同期スケジュールは、グループポリシーの設定で指定できます。グループポリシーの設定変更、コマンド、タスクは、スケジュールに基づいてデバイスが Kaspersky Security Center と同期すると実行されます(同期するまで、実行が遅延します)。既定では、モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との同期は 6 時間ごとに自動的に実行されます。
Android 12 以降のデバイスでは、バッテリー節約モードの場合、タスクの実行が指定よりも遅れる場合があります。
- 強制:強制的な同期は、FCM サービス(Firebase Cloud Messaging)のプッシュ通知を使用して実行されます。強制的な同期は、モバイルデバイスへのコマンドのタイムリーな配信を主な目的としています。強制的な同期を使用する場合は、GSM が Kaspersky Security Center で設定されていることを確認してください。詳細については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との同期を設定するには:
- コンソールツリーの[管理対象デバイス]フォルダーで、デバイスが属する管理グループを選択します。
- 選択したグループの作業領域で、[ポリシー]タブを選択します。
- 任意の列をダブルクリックして、ポリシーのプロパティウィンドウを開きます。
- ポリシーのプロパティウィンドウで、[同期]セクションを選択します。
- [同期]ドロップダウンリストから同期の頻度を選択します。
- デバイスがローミング中の場合に Kaspersky Security Center との同期を無効にするには、[ローミング中は同期しない]をオンにします。
デバイスユーザーは同期を手動で実行するようにアプリを設定できます( →[設定]→[同期]→[同期])。
- アプリの設定で同期設定(サーバーアドレス、ポート、管理グループ)をユーザーに対して非表示にするには、[デバイスの同期の設定を表示する]をオフにします。非表示の設定を変更することはできません。
- [適用]をクリックして、変更を保存します。
モバイルデバイスと Kaspersky Security Center との次回の同期時に、デバイスに設定が適用されます。モバイルデバイスの同期は、専用のコマンドを使用して手動で実行することでもできます。モバイルデバイスのコマンドの使用については、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。
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