Web リソースアクセスルールを使用した処理

2024年2月14日

ID 124709

1000 件を超える Web リソースアクセスルールを作成することは避けてください。システムが不安定になる可能性があります。

Web リソースアクセスルールは一連のフィルターと、ルールスケジュールに示されている期間中、ルールで指定されている Web リソースにユーザーがアクセスしたときに、Kaspersky Endpoint Security によって実行される一連の処理で構成されています。フィルターを使用することで、ウェブコントロールによってアクセスが管理される Web リソースの対象範囲を正確に指定できます。

次のフィルターを使用できます:

  • コンテンツによるフィルター:ウェブコントロールでは、Web リソースがコンテンツとデータの種類で分類されます。これらのカテゴリにあてはまるコンテンツとデータの種類を含む Web リソースへのユーザーアクセスを管理できます。選択したコンテンツカテゴリまたはデータ種別カテゴリに属する Web リソースにユーザーがアクセスすると、ルールで指定された処理が実行されます。
  • Web リソースアドレスによるフィルター:すべての Web リソースアドレス、個別の Web リソースアドレス、Web リソースのアドレスグループのユーザーアクセスを管理できます。

    コンテンツによるフィルターと Web リソースアドレスによるフィルターの両方を指定していて、指定した Web リソースアドレスまたは Web リソースのアドレスグループが、選択したコンテンツカテゴリやデータ種別カテゴリに属しているときには、両方のフィルターの条件を満たす Web リソースへのアクセスが制限されます。選択したコンテンツカテゴリやデータ種別カテゴリに属するすべての Web リソースへのアクセスが制限されるわけではありません。代わりに、指定した Web リソースアドレスまたは Web リソースアドレスグループに限定してアクセスが制限されます。

  • ユーザー名またはユーザーグループ名によるフィルター:ルールによって管理される Web リソースへのアクセス権を持つユーザーまたはユーザーグループの名前を指定できます。
  • ルールスケジュール:ルールスケジュールを指定できます。ルールスケジュールは、Kaspersky Endpoint Security がルールによってカバーされた Web リソースへのアクセスを監視する期間を決定します。

Kaspersky Endpoint Security のインストール後、ウェブコントロールのルールリストは空ではありません。次の 2 つのルールが事前に設定されています:

  • 「スクリプトとスタイルシート」ルール:アドレスに、css、js、または vbs の拡張子を持つファイル名が含まれている Web リソースにいつでもアクセスできる権限をすべてのユーザーに付与します。たとえば、http://www.example.com/style.css や http://www.example.com/style.css?mode=normal といったアドレスです。
  • 既定のルール:このルールは他のルールの対象範囲に含まれないすべての Web リソースに適用され、すべてのユーザーによるこれらの Web リソースへのアクセスを許可またはブロックします。

このセクションの内容

Web リソースへのアクセスルールの追加

Web リソースアクセスルールの優先度の割り当て

Web リソースへのアクセスルールの有効化と無効化

信頼する URL のリストのエクスポート / インポート

Web リソースへのアクセスルールのテスト

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。