定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデート

2024年2月14日

ID 34566

Kaspersky Endpoint Security の定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートすることにより、コンピューターを最新の方法で保護することができます。世界では、毎日、新しいウイルスと他の種類のマルウェアが出現しています。Kaspersky Endpoint Security データベースには、脅威に関する情報と脅威を無効化する方法が格納されています。脅威をすばやく検知するため、定義データベースとソフトウェアモジュールを定期的にアップデートしてください。

定期的なアップデートには、現在のライセンスが必要です。現在のライセンスがない場合、アップデートは一度だけ実行することができます。

Kaspersky Endpoint Security の主なアップデート元は、カスペルスキーのアップデートサーバーです。

カスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージを正常にダウンロードするには、コンピューターをインターネットに接続する必要があります。既定では、インターネットの接続設定は自動的に行われます。プロキシサーバーを使用する場合は、設定を調整する必要があります。

アップデートは HTTPS プロトコルを経由してダウンロードされます。HTTPS プロトコル経由でダウンロードできない場合は、HTTP プロトコル経由でダウンロードすることもできます。

アップデートの実行中、次のオブジェクトがコンピューターにダウンロードされインストールされます:

  • Kaspersky Endpoint Security の定義データベース:コンピューターの保護は、ウイルスおよびその他の脅威のシグネチャとそれらを無効化する方法についての情報を含む定義データベースを使用して実現されます。保護機能はこの情報を使用して、コンピューター上で感染したファイルを検索して無効化します。定義データベースには、定期的に、新しい脅威とそれに対処する方法のレコードが追加されます。このため、定義データベースを定期的にアップデートしてください。

    Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに加えて、アプリケーションのコンポーネントでネットワークトラフィックのインターセプトを可能にするネットワークドライバーがアップデートされます。

  • ソフトウェアモジュール:Kaspersky Endpoint Security の定義データベースに加えて、ソフトウェアモジュールもアップデートできます。ソフトウェアモジュールをアップデートすることにより、Kaspersky Endpoint Security の脆弱性が修正されるとともに新しい機能が追加され、さらに既存の機能が強化されます。

アップデート中、コンピューター上のソフトウェアモジュールと定義データベースがアップデート元にある最新のバージョンと比較されます。現在の定義データベースとソフトウェアモジュールがそれぞれの最新バージョンと異なる場合、アップデート内の不足している部分がコンピューターにインストールされます。

コンテキストヘルプファイルは、ソフトウェアモジュールのアップデートとともにアップデートできます。

定義データベースが長期間アップデートされていない場合、アップデートパッケージのサイズが大きくなり、インターネットトラフィックが最大で数十 MB まで増加することがあります。

Kaspersky Endpoint Security の定義データベース に関する情報は、メインウィンドウまたは通知領域の本製品のアイコンの上にカーソルを置いた際に表示されるツールチップに表示されます。

アップデート結果、およびアップデートタスクの実行中に発生するイベントに関する情報が Kaspersky Endpoint Security のレポートに記録されます

このセクションの内容

データベースと製品モジュールのアップデートシナリオ

アップデートタスクの開始と停止

別のユーザーアカウントの権限でのアップデートタスクの開始

アップデートタスクの実行方法の選択

アップデート元の追加

共有フォルダーからのアップデートの設定

製品モジュールのアップデート

プロキシサーバーを使用してのアップデート

前回のアップデートのロールバック

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