ローカルコンピュータードライブでのファイルレベルの暗号化

2024年2月14日

ID 57604

このコンポーネントは、ワークステーション用の Windows で動作するコンピューターに Kaspersky Endpoint Security がインストールされている場合に利用できます。このコンポーネントは、サーバー用の Windows で動作するコンピューターに Kaspersky Endpoint Security がインストールされている場合は利用できません。

ファイル暗号化には、次の特別な機能があります:

  • Kaspersky Endpoint Security は、オペレーティングシステムのローカルユーザープロファイルについてのみ定義済みフォルダーのファイルの暗号化や復号化を行います。Kaspersky Endpoint Security は、移動ユーザープロファイル、固定ユーザープロファイル、一時ユーザープロファイル、またはリダイレクトされたフォルダーの、定義済みフォルダー内のファイルを暗号化または復号化しません。
  • Kaspersky Endpoint Security は、暗号化が原因でオペレーティングシステムやインストールされたアプリケーションに損害を与える可能性がある場合は、ファイルを暗号化しません。たとえば、次のファイルおよびフォルダーは、入れ子になっているすべてのフォルダーとともに、暗号化しないファイルまたはフォルダーのリストに含まれます:
    • %WINDIR%;
    • %PROGRAMFILES% and %PROGRAMFILES(X86)%;
    • Windows のレジストリファイル。

    暗号化しないファイルまたはフォルダーのリストは、表示することも編集することもできません。暗号化除外リストにあるファイルとフォルダーは暗号化リストに追加できますが、ファイルの暗号化中は暗号化されません。

このセクションの内容

ローカルコンピュータードライブのファイルの暗号化

アプリケーションを対象にした暗号化ファイルへのアクセスルールの策定

特定のアプリケーションによって作成または変更されたファイルの暗号化

復号化ルールの作成

ローカルコンピュータードライブでのファイルの復号化

暗号化されたパッケージへの追加

暗号化されたファイルへのアクセスの復元処理

オペレーティングシステム障害が発生した後の暗号化されたデータへのアクセスの復元

暗号化ファイルアクセスメッセージのテンプレートの編集

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