Data Discovery の概要

2024年3月5日

ID 208594

Kaspersky Endpoint Security Cloud を使用すると、Office 365 クラウドストレージ内のファイルにある、重要な情報が検出されます。情報が検出された各ファイルの次の情報を表示できます:ファイル名、共有先(プライベート、社内、社外)、最終編集者。

この機能は、Kaspersky Endpoint Security Cloud Plus または Pro を使用可能なライセンスで Kaspersky Endpoint Security Cloud をアクティベートした場合にのみ使用できます。

Kaspersky Endpoint Security Cloud は、次のカテゴリの重要な情報を検出します:

  • クレジット / デビットカード番号
  • 個人を特定できる情報(ブラジル)(運転免許証(CNH)、身分証明書(RG)、個人納税者登録簿(CPF)、パスポート)
  • 個人を特定できる情報(チリ)(運転免許証、身分証明書、パスポート、固有の納税者番号)
  • 個人を特定できる情報(コロンビア)(運転免許証、身分証明書、パスポート、固有の納税者番号(NIT))
  • 個人を特定できる情報(フランス)(運転免許証、身分証明書、パスポート、社会保障番号)
  • 個人を特定できる情報(ドイツ)(運転免許証、身分証明書、パスポート、滞在許可証、社会保険番号(SIN)、納税者番号(TIN))
  • 個人を特定できる情報(イタリア)(運転免許証、身分証明書、パスポート、財政コード)
  • 個人を特定できる情報(メキシコ)(市民カード(CURP)、個人納税者登録簿(RFC)、パスポート、社会保障番号)
  • 個人を特定できる情報(ポルトガル)(運転免許証、市民カード、パスポート、社会保障番号(NISS)、納税者番号(NIF))
  • 個人を特定できる情報(スペイン)(身分証明書、パスポート、国民保険番号、固有の納税者番号)
  • 個人を特定できる情報(イギリス)(運転免許証、パスポート、居住許可、国民保険番号、納税者固有の参照番号(UTR))
  • 個人を特定できる情報(アメリカ)(運転免許証、パスポート、社会保障番号(SSN)、個人納税者番号(ITIN))

Kaspersky Endpoint Security Cloud 管理コンソールを初回の起動時、または Kaspersky Endpoint Security Cloud の新しいバージョンへのアップグレード後に、Data Discovery 機能の使用を開始できます。Kaspersky Endpoint Security Cloud の初期セットアップまたは追加のセットアップ中に Data Discovery の使用を開始しなかった場合は、後で開始できます。機能の使用開始後、Office 365 組織をワークスペースに接続してください。

Data Discovery ウィジェットとテーブルに、ファイル内で検出された重要な情報が表示されます。ウィジェットには 10 件まで、表には 1,000 件まで検知されたファイルが表示されます。

Data Discovery テーブルから、現在の検出に関するすべての情報をエクスポートして CSV ファイルに保存できます。

この機能の使用を中止する場合、無効に設定できます。後でこの機能を有効にすることもできます。

Data Discovery の使用開始後にワークスペースを削除する場合、またはこの機能を無効化して今後使用しない場合は、Office 365 へアクセスし、Kaspersky Endpoint Security Cloud – DLP scanner アプリケーションに付与した権限を手動で取り消す必要があります。

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