アダプティブアノマリーコントロールのレポート

2024年3月5日

ID 231532

Kaspersky Endpoint Security Cloud は、アダプティブアノマリーコントロール 機能に関連する 2 つのレポートを提供します:アダプティブアノマリーコントロールのルールのステータスアダプティブアノマリーコントロールの検知

アダプティブアノマリーコントロールのルールのステータスレポート

このレポートには、アダプティブアノマリーコントロールのルールのステータスが表示されます。レポートは[レポート]タブに表示されます。これは、Kaspersky Endpoint Security Cloud Pro を使用可能なライセンスで Kaspersky Endpoint Security Cloud をアクティベートした場合にのみ表示されます。

レポートのサマリーには、アダプティブアノマリーコントロールのルールのステータスごとの分布が表示されます。

詳細情報を表示するテーブルには次の列があります:

  • デバイス名

    特定のステータスのルールがあるデバイス。ルールが「スマート」モードの場合、デバイスごとにそのステータスが異なる場合があります:一部のデバイスではトレーニングが完了している一方で、別のデバイスではまだ進行中であるという場合があります。

  • ルール名

    アダプティブアノマリーコントロールのルールの名前。

  • ルールのステータス

    アダプティブアノマリーコントロールのルールのステータス。

  • トレーニングの進捗、%(ステータスが「スマートトレーニング」のルール)

    値は、ルールのステータスに応じて異なります:

    • ステータスが「オフ」「通知」「ブロック」のルールの場合、値は常に 0 です。
    • ステータスが「スマートトレーニング」のルールの場合、値は次の通りです:

      100% × (未処理のままである最新の検知の検知日時)/ (ルールのトレーニング期間)

    • ステータスが「スマートブロック」のルールの場合、値は常に 100 です。これは、ルールのトレーニングが終了していることを意味します。
  • 検知の数(ステータスが「スマートトレーニング」のルール)

    値は、ルールのステータスに応じて異なります:

    • 現在、または過去のステータスが「スマートトレーニング」のルールの場合、処理していない実際の検知の数が値になります。
    • その他のルールの場合、値は常に 0 です。

アダプティブアノマリーコントロールの検知のレポート

このレポートには、アダプティブアノマリーコントロールの検知が表示されます。レポートは[レポート]タブに表示されます。これは、Kaspersky Endpoint Security Cloud Pro を使用可能なライセンスで Kaspersky Endpoint Security Cloud をアクティベートした場合にのみ表示されます。レポートには次の列があります:

  • デバイス名

    検知が発生したデバイス。

  • ユーザー名

    検知が発生したデバイスの所有者。

  • ルール名

    検知を実行したアダプティブアノマリーコントロールのルールの名前。

  • 処理

    アダプティブアノマリーコントロールのルールのモード(通知するブロックスマート)。

  • ソースプロセスソースオブジェクト

    検知の処理を実行したオブジェクト(たとえば、ユーザーが開いたファイル)。

  • ターゲットプロセスターゲットオブジェクト

    検知した動作が実行されたオブジェクト(たとえば、ファイルを開くとコンピューターのメモリへ読み込まれるライブラリを使用するブラウザー)。

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。