ユーザーロール
2022年5月16日
ID 197942
Kaspersky Endpoint Security 機能へのアクセスは、ユーザーのロールに応じて提供されます。ロールは、製品の管理に使用する権限や特権のセットです。
システムユーザーの 4 つのグループ(kesladmin、kesluser、keslaudit、nokesl)がオペレーティングシステムに作成されます。システムユーザーに製品のロールを割り当てると、そのユーザーは対応するロールのグループに追加されます(下のロールの表を参照してください)。ユーザーのロールを取り消すと、対応するロールのグループからそのユーザーが削除されます。
Kaspersky Endpoint Security のロールがシステムユーザーに割り当てられていない場合、そのユーザーは権限のないユーザーという別のグループに所属することになります。
このように、ロールはオペレーティングシステムのユーザーの、4 つのグループに対応します:
- kesladmin - Administrator のロール。
- keslusrer - User のロール。
- keslaudit - Auditor のロール。
- nokesl - 他のロールが割り当てられていない場合に割り当てられます。この場合、ユーザーは権限のない別のユーザーグループに属します。
3 つの Kaspersky Endpoint Security のロールとその権限を下の表に記載しています。
ロール
ロール名 | 製品内のロール | OS のユーザー | 権限 |
---|---|---|---|
Administrator | admin | kesladmin | 本製品とタスクの全設定の管理。 製品のライセンスの管理。 ユーザーへのロールの割り当て。 ユーザーロールを取り消す(管理者には、自分から管理者のロールを取り消す権利はありません)。 ユーザーの保管領域の表示と管理。 |
User | user | kesluser | ファイルのスキャンタスクのみを管理可能。 アップデートタスクの開始と停止。 このユーザーが作成したタスクのレポートを表示します。 製品の全ユーザーに共通である特定のイベントの表示。 |
Auditor | audit | keslaudit | 製品のステータスの表示。 製品のステータスの表示。 全タスク、その設定、および開始スケジュールの表示。 全イベントの表示。 ストレージ内の全オブジェクトの表示。 |
- | - | nokesl | Kaspersky Endpoint Security のロールは割り当てられておらず、権限もありません。 |