Kaspersky Update Utility を使用したアップデート
2022年5月16日
ID 202134
インターネットトラフィックを抑制するため、Kaspersky Update Utility を使用して、組織の LAN のコンピューターに対して定義データベースとソフトウェアモジュールを共有ディレクトリからアップデートするように設定できます。これを行うには、組織の LAN 上の 1 台のコンピューターが Kaspersky Security Center 管理サーバーまたはカスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージを取得し、このアップデートパッケージをユーティリティを使用して共有ディレクトリにコピーする必要があります。組織の LAN 上の他のコンピューターは、この共有ディレクトリからアップデートパッケージを取得できます。
共有ディレクトリからの定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートを設定するには、次の手順を実行します:
- 組織の LAN の 1 台のコンピューターに Kaspersky Update Utility をインストールします。
- Kaspersky Update Utility の設定で、アップデートパッケージの共有ディレクトリへのコピーを定義します。
- 組織の LAN 上の他のコンピューターに、指定された共有ディレクトリからの定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートを定義します。
Kaspersky Update Utility 配布キットは、カスペルスキーのテクニカルサポートサイトからダウンロードできます。ユーティリティをインストールした後、アップデート元(管理サーバーのリポジトリなど)と、Kaspersky Update Utility がアップデートパッケージをコピーする共有ディレクトリを選択します。Kaspersky Update Utility の使用に関する詳細は、ナレッジベースを参照してください。
共有ディレクトリからのアップデートを設定するには:
- Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。
タスクのリストが表示されます。
- Kaspersky Endpoint Security のアップデートタスクを選択します。
タスクのプロパティウィンドウが表示されます。
アップデートタスクは、Web コンソールのクイックスタートウィザードによって自動的に作成されます。アップデートタスクを作成するには、ウィザードで Kaspersky Endpoint Security Web プラグインをインストールします。
- [アプリケーション設定]タブを選択します。
- 左のリストから[定義データベースのアップデート元]セクションを選択します。
タスクの設定が、ウィンドウの右側に表示されます。
- [定義データベースのアップデート元]セクションで、[ローカルネットワークまたはインターネット上の他のアップデート元]を選択します。
- アップデート元の表で、[追加]をクリックします。
- [アップデート元]フィールドで、共有ディレクトリのパスを指定します。
アップデート元のアドレスは、Kaspersky Update Utility で設定されているアドレスと一致する必要があります。
- [このアップデート元を使用]をオンにして、[OK]をクリックします。
- [上へ]ボタンと[下へ]ボタンを使用して、アップデート元の優先順位を設定します。
- [保存]をクリックします。