Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

Web コンソールでのポリシーの管理

2022年5月16日

ID 202218

ポリシー管理グループに対して定義された製品設定です。ポリシーを使用すると、同一の Kaspersky Endpoint Security の設定を管理グループ内のすべてのクライアントコンピューターに適用できます。ポリシーでは、すべての製品設定を定義するわけではありません。

1 つのアプリケーションに対して、異なる設定値を持つ複数のポリシーを定義することができます。ただし、任意のアプリケーションに対して 1 つの管理グループ内で一度に使用できるのは、アクティブなポリシー 1 つだけです。新しいポリシーを作成すると、管理グループ内の他のすべてのポリシーが非アクティブになります。ポリシーのステータスは後で変更できます。

ポリシーには、管理グループと同様に階層があります。既定では、親ポリシーから子ポリシーへ設定を継承します。子ポリシーは、ネストされた階層レベルのポリシー、つまり、ネストされた管理グループとセカンダリ管理サーバーのポリシーです。親ポリシーから設定の継承を有効にすることができます。

これらの設定の変更がポリシーで禁止されていない場合、管理グループ内の個々のコンピューターのポリシーで指定された設定の値をローカルで変更できます。

各ポリシー設定には、子ポリシー設定とローカル製品設定を変更できるかどうかを示す「ロック」 属性があります。ポリシー内の設定の「ロック」ステータスにより、クライアントコンピューターの製品設定が編集可能かどうか確定されます:

  • 設定が「ロック」されている場合(lock_policy)、この設定をローカルで編集することはできません。ポリシーによって指定される設定の値は、管理グループ内のすべてのクライアントコンピューターに対して使用されます。
  • 設定が「ロック解除」されている場合(unlock)、設定をローカルで編集できます。ローカルで行われる設定は、管理グループ内のすべてのクライアントコンピューターに対して適用されます。ポリシーで指定された設定は適用されません。

「ロック」 属性は、親ポリシー設定の継承が子ポリシーで有効になっている場合にのみ、子ポリシーに適用されます。

ポリシーが初めて適用される際に、ローカルの製品設定はポリシーの設定に従って変更されます。

ポリシーに対して以下の操作を実行できます:

ポリシーの詳細は、Kaspersky Security Center のヘルプを参照してください。

このセクションの内容

ポリシーの作成

ポリシーの設定の編集

ポリシーのステータスの変更

ポリシーの削除

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