Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデート

2022年5月16日

ID 202132

Kaspersky Endpoint Security の定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートすることで、コンピューターの最新の保護状態が保たれます。世界中で日々新たなウイルスやマルウェアが出現しています。Kaspersky Endpoint Security の定義データベースには、脅威に関する情報とその脅威を無害化する方法が記録されています。迅速に脅威を検知するには、定期的に定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートしてください。

ユーザーのコンピューターでアップデートされるのは、次のオブジェクトです:

  • 定義データベース。定義データベースには、マルウェアシグネチャのデータベースや、ネットワーク攻撃の説明、悪意のある Web サイトおよびフィッシングサイトのアドレスのデータベース、バナー広告のデータベース、スパムのデータベース、そしてその他のデータが含まれます。
  • ソフトウェアモジュール。モジュールのアップデートは、製品の脆弱性を排除し、コンピューターの保護方法を改善することを目的としています。モジュールのアップデートにより、製品コンポーネントの動作が変更され、新しい機能が追加される場合があります。

Kaspersky Endpoint Security は、定義データベースとソフトウェアモジュールをアップデートするための、以下のシナリオをサポートしています:

  • カスペルスキーのサーバーからのアップデート

    カスペルスキーのアップデートサーバーは、世界中の様々な国に設置されています。これにより、アップデートの高い信頼性が保証されます。あるサーバーからアップデートを実行できない場合、Kaspersky Endpoint Security は次のサーバーに切り替えます。

  • 一元化されたアップデート

    一元化されたアップデートは、外部のインターネットトラフィックを削減し、アップデートの便利な監視を提供します。

    一元化されたアップデートを設定するには、次の手順を実行します:

    1. アップデートパッケージを組織のネットワーク内のリポジトリにダウンロードします。

      管理サーバーの管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロードタスクにより、アップデートパッケージがリポジトリにダウンロードされます。

    2. アップデートパッケージをクライアントコンピューターに配布します。

      Kaspersky Endpoint Security のアップデートタスクにより、アップデートパッケージがクライアントコンピューターに配布されます。管理グループごとに作成できるアップデートタスクの数に制限はありません。

Web コンソールの場合、既定のアップデート元のリストには、Kaspersky Security Center 管理サーバーとカスペルスキーのアップデートサーバーが含まれています。Kaspersky Security Center Cloud コンソールの場合、既定のアップデート元のリストには、ディストリビューションポイントとカスペルスキーのアップデートサーバーが含まれています。ディストリビューションポイントの詳細は、Kaspersky Security Center Cloud コンソールのヘルプを参照してください。

他のアップデート元をリストに追加できます。アップデート元には、HTTP サーバー、HTTPS サーバー、または FTP サーバーを指定できます。一番目のアップデート元からアップデートを実行できない場合、次のアップデート元に切り替わります。

アップデートは、カスペルスキーのアップデートサーバーから、または標準のネットワークプロトコルを使用して他の FTP / HTTP サーバーからダウンロードされます。アップデート元へのアクセスにプロキシサーバーへの接続が必要な場合、Kaspersky Endpoint Security ポリシーの設定でプロキシサーバーを設定します。

このセクションの内容

サーバーのリポジトリからのアップデート

Kaspersky Update Utility を使用したアップデート

アップデートにプロキシサーバーを使用

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