Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

サーバーのリポジトリからのアップデート

2022年5月16日

ID 202133

インターネットトラフィックを抑制するため、組織の LAN のコンピューターに対して定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートをサーバーのリポジトリから行うよう設定できます。これを行うには、Kaspersky Security Center によりカスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージをリポジトリ(FTP / HTTP / HTTPS サーバー、ネットワーク / ローカルディレクトリ)にダウンロードする必要があります。組織の LAN 上の他のコンピューターは、サーバーリポジトリからアップデートパッケージを取得できます。

サーバーリポジトリからの定義データベースとソフトウェアモジュールのアップデートを設定するには、次の手順を実行します:

  1. 管理サーバーリポジトリへのアップデートパッケージのダウンロードを設定します(管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロードタスク)。
  2. 組織の LAN の他のコンピューターで定義データベースとソフトウェアモジュールを、指定したサーバーリポジトリからアップデートするように設定します(アップデートタスク)。

サーバーの保管領域へのアップデートパッケージのダウンロードを設定するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。

    タスクのリストが表示されます。

  2. 管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロードタスクを選択します。

    タスクのプロパティウィンドウが表示されます。

    管理サーバーのリポジトリへのアップデートのダウンロードタスクは、Web コンソールの初期設定ウィザードによって自動的に作成されます。また、このタスクのインスタンスは 1 つのみです。

  3. アプリケーション設定]タブを選択します。
  4. その他の設定]セクションで、[設定]をクリックします。
  5. アップデート保存先フォルダー]フィールドで、Kaspersky Security Center がカスペルスキーのアップデートサーバーから取得したアップデートパッケージをコピーする、FTP / HTTP / HTTPS サーバーやネットワーク / ローカルディレクトリのアドレスを指定します。

    アップデート元について次のパス形式が使用されます:

    • FTP / HTTP サーバーの場合、URL または IP アドレスを入力します。

      例:http://dnl-01.geo.kaspersky.com/ または 93.191.13.103

      FTP サーバーの場合、認証設定をアドレス内に次の形式で指定します:ftp://<ユーザー名>:<パスワード>@<ノード>:<ポート>

    • ネットワーク / ローカルディレクトリの場合、ディレクトリへの完全パスを入力します。
  6. OK]をクリックします。
  7. 保存]をクリックします。

指定したサーバーの保管領域からのアップデートを設定するには:

  1. Web コンソールのメインウィンドウで、[デバイス]→[タスク]の順に選択します。

    タスクのリストが表示されます。

  2. Kaspersky Endpoint Security のアップデートタスクを選択します。

    タスクのプロパティウィンドウが表示されます。

    アップデートタスクは、Web コンソールのクイックスタートウィザードによって自動的に作成されます。アップデートタスクを作成するには、ウィザードで Kaspersky Endpoint Security Web プラグインをインストールします。

  3. アプリケーション設定]タブを選択します。
  4. 左のリストから[定義データベースのアップデート元]セクションを選択します。

    タスクの設定が、ウィンドウの右側に表示されます。

  5. 定義データベースのアップデート元]セクションで、[ローカルネットワークまたはインターネット上の他のアップデート元]を選択します。
  6. アップデート元の表で、[追加]をクリックします。
  7. アップデート元]フィールドで、Kaspersky Security Center がカスペルスキーのアップデートサーバーから取得したアップデートパッケージをコピーする、FTP / HTTP / HTTPS サーバーやネットワーク / ローカルディレクトリのアドレスを指定します。

    アップデート元のアドレスは、サーバー保管領域へのアップデートのダウンロードの設定時に[アップデート保存先フォルダー]フィールドで指定したアドレスと一致する必要があります(上記手順を参照)。

  8. このアップデート元を使用]をオンにして、[OK]をクリックします。
  9. 上へ]ボタンと[下へ]ボタンを使用して、アップデート元の優先順位を設定します。
  10. 保存]をクリックします。

一番目のアップデート元からアップデートを実行できない場合、次のアップデート元に自動的に切り替わります。

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