Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

手動による管理サーバーへの接続の確認:Klnagchk ユーティリティ

2022年5月16日

ID 198059

ネットワークエージェント配布キットには、管理サーバーとの接続をチェックするための klnagchk ユーティリティが含まれています。

ネットワークエージェントのインストール後、ユーティリティがディレクトリ /opt/kaspersky/klnagent/bin(32 ビットオペレーティングシステムの場合)、または ディレクトリ /opt/kaspersky/klnagent64/bin(64 ビットオペレーティングシステムの場合)に配置されます。使用するキーに応じて、ネットワークエージェントは開始時に次の処理を実行します:

  • クライアントコンピューターにインストールされたネットワークエージェントを管理サーバーに接続するための設定値を表示するか、イベントログファイルに書き込みます。
  • ネットワークエージェントの統計情報(コンポーネントが前回開始されてから)、およびユーティリティの処理結果をイベントのログファイルに記録するか、またはその情報を画面に表示します。
  • ネットワークエージェントと管理サーバーとの間の接続の確立を試行します。
  • 接続が確立できない場合、ユーティリティは ICMP パケットを送信して、管理サーバーがインストールされているコンピューターのステータスを確認します。

ユーティリティの構文

klnagchk [-logfile <ファイル名>] [-sp] [-savecert <証明書ファイルのパス>] [-restart]

キーの説明

  • -logfile <ファイル名> - ユーティリティの実行結果と、ネットワークエージェントを管理サーバーに接続するための設定値の両方を、ログファイルに記録します。このキーが使用されない場合、設定、結果、およびエラーメッセージは画面に表示されます。
  • -sp - プロキシサーバーのユーザー認証のパスワードを表示します。この設定は、プロキシサーバーを使用して管理サーバーへの接続が確立される場合に使用されます。
  • -savecert <ファイル名> - 管理サーバーへのアクセスを認証するために使用される証明書を指定したファイルに保存します。
  • -restart - ネットワークエージェントを再起動します。

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