Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

[スキャン範囲の追加]ウィンドウ

2022年5月16日

ID 218390

このウィンドウでは、スキャン範囲の追加や設定ができます。

スキャン範囲設定

設定

説明

スキャン範囲名

スキャン範囲の名前を入力するフィールド。この名前は、[スキャン範囲]ウィンドウの表で表示されます。

この入力フィールドを空白のままにすることはできません。

この範囲を使用する

このチェックボックスでは、製品の動作中にこの範囲をスキャンするかどうかを選択します。

このチェックボックスをオンにすると、動作中にこのスキャン範囲が処理されます。

このチェックボックスをオフにすると、動作中にこのスキャン範囲は処理されません。このチェックボックスをオンにすることにより、後からこの範囲を動作の設定に含めることができます。

既定では、このチェックボックスはオンです。

ファイルシステム、アクセスプロトコル、パス

ドロップダウンリストからファイルシステムの種別を選択できます:

  • Local(既定値):ローカルディレクトリ。この項目を選択する場合は、ローカルディレクトリのパスを指定する必要があります。
  • Mounted – マウントされたリモートまたはローカルのディレクトリ。この項目を選択する場合は、ファイルシステムのプロトコルまたは名前を指定する必要があります。
  • Shared - Samba または NFS プロトコルでアクセス可能な保護されているサーバーファイルシステムリソースを表示します。
  • マウント済みのすべての場所 – ファイルシステムのプロトコルと名前に関係なく、マウントされているすべてのディレクトリ。
  • 共有済みのすべての場所 - Samba および NFS プロトコルでアクセス可能なすべての保護されているサーバーファイルシステムリソース。

アクセスプロトコル

ドロップダウンリストからリモートアクセスプロトコルを選択できます:

  • NFS - NFS プロトコルを使用してコンピューターにマウントされるリモートディレクトリ。
  • Samba - Samba プロトコルを使用してコンピューターにマウントされるリモートディレクトリ。
  • カスタム - 下のフィールドで指定したコンピューターファイルシステムのリソース。

    このドロップダウンリストは、ファイルシステムのドロップダウンリストから[Shared]または[Mounted]を選択した場合に使用できます。

パス

これは、スキャン範囲に含めるディレクトリのパスを指定するための入力フィールドです。「/」パスは既定で指定されています。この指定により、ローカルファイルシステムのすべてのディレクトリをスキャンします。

このフィールドは、ファイルシステムのドロップダウンリストから[Local]を選択した場合に使用できます。

ファイルシステムのドロップダウンリストから[Local]が選択され、パスが指定されていない場合、ローカルファイルシステムのすべてのディレクトリがスキャンされます。

共有リソース名

スキャン範囲に追加するディレクトリがある、ファイルシステム共有リソースの名前を入力するためのフィールドです。

このフィールドは、[ファイルシステム]ドロップダウンリストで[Mounted]が選択され、[アクセスプロトコル]ドロップダウンリストで[カスタム]が選択されている場合に使用できます。

マスク

このリストには、動作中にスキャンするオブジェクト名のマスクが含まれます。

既定では、すべてのオブジェクトを示すマスク「*」がリストに含まれています。

マスクは、追加編集削除できます。

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